嗚呼!米国駐在員。
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2004年05月10日(月) |
Mother's Day / SARS報道 |
久しぶりに予定のない日曜日で実に幸せである。 午前中はジムでヨガと筋トレ。まだまだ不安定とはいえ、気温がぐっと上がったからかいつもの半分程度しか人がいない。こちらのジムは夏に入れば入会金が安く冬は高いというが、まさにそれもうなずけるような極端な人の動きである。
昼からは洗車をしていると、雲行きが突然怪しくなり雨が降ってくる。全くついていない。のんびりとテレビでスポーツ中継を見るが、ゴルフはウッズがもう一歩だし、カブスも勝ったには勝ったが危なっかしい。日本人メジャーリーガーのいるチームの中継はこの地域では放送していなかった。
夜はインド料理を食べにいくと、インド人の団体で一杯である。やむなくそこはあきらめて、もう一軒のインド料理屋に行くが、これまた一杯。いつもは余裕で座れるのにおかしいなあ、と思ってよく考えると、今日はMother's Dayであった。インド人もこんな日は外食したいのだろうか。(そりゃそうだろうが) しかたがないのでピザ屋へ向かうがこれまた一杯。てんてこ舞いのウェイトレスで、当然サービスもよくない。隣のテーブルのピザを持ってくるし、こちらは気がつくわけもなくそれをかじる。そのピザの中には髪の毛が入っている。指摘しても当然ろくに謝りもしない。これでチップくれとは言わんだろう、といつもの半分くらいおいてさっさと退席する。やれやれ。
家に戻ってネットを見ると、中国でSARSの新たな感染者が見つかり9人となったようだ。今週末から中国だしなあ、しかも北京入りだし。そんな場所に何の防御もなく飛び込むのは、なんとなく嫌な感じである。発表が9人って事は、実際はその数倍は感染者がいそうだしなあ。 1年前にはやった時には、みんなマスクをしていたのをテレビで見たけど、今回もマスクしてるんだろうか。そういえば、うちのスタッフが言ってたけど、当時のSARS報道まっさかりの頃、アメリカの空港でマスクをしたアジア人が待合席に座っていたら、みんな周りから避けていったと言っていた。その本人は単なる風邪かなんかだったんだろうが、アメリカでマスクしている人なんていないし、周りは感染者そのものと勘違いしたんだろうな。 同じ飛行機に患者がいれば感染の可能性は高くなるわけで、はっきり言って単なる運しかない。何も考えないでいるのが一番だ。(といっても心配性でも何でもないのだが)
Kyosuke
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