嗚呼!米国駐在員。
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2004年04月23日(金) |
拘束されて楽しかった / 黙れパウエル |
今日はちょっと時間が出来たので、ネットでイラク人質事件の最近の進展を見る。
すると、拘束されて楽しかった・成田に着いたらギャラ要求などと発言したダメダメジャーナリストがいたようだ。 こりゃまた、こんな御時世でいかにもバッシングされそうな発言をよくしたもんだな。何考えてるんだか。この兄ちゃんは、結局自分の力で帰ってくる事も出来ずに国のお世話になったんだから、そんな偉そうなこと言ってどうするんだって。記事だけを見るとえらい図々しい世間知らずという印象を受けるよな。まあ、こんな兄ちゃんに「ギャラ」払ってテレビ出演をお願いした民放があった事も驚きなんだけど、そんなことするからみんな勘違いするんだって。冷ややかな対応で相手にしないのが一番。 仮に自分だったら、国に助けられるなんて悔しくて涙が出てくるよ。こんなこと言ってるこの兄ちゃん、男として格好悪いよ。
それにしても、記事を見ると未だに多くのフリージャーナリストがイラクに残っているんだな。 確かに報道などで彼らの現地からのレポートを見聞きしたりすることがあるんだけど、テレビでやってるから目にするだけの事。どうみたって彼らはつまらぬ名誉欲や多額の金、そして勘違いの理念を抱いてイラクに赴いているだけとしか思えない。報道だって「見なければ我慢できない」ほどのものでもない、という事はどちらでもいい存在じゃないのかね。 報道されなきゃされないでほとんどの人は我慢できるだろうに。ましてや、人質になったら多額の税金を払ってでも救出にあたらねばならないほどの存在であるとは思わない。彼らは、そんなリスクも含んだ報酬を受け取れてるんだから。 行くのも勝手・活動するのも勝手なのだけど、その際は国を一切頼らないほどの覚悟(要するに死んで本望という気持ち)があるのならば、情も沸いてくる。でも、拘束されて国の力で返されたのに「楽しかった」なんて言ってる奴は、甘ったれた口先だけの気分屋ジャーナリスト程度とみなされて当然なのである。
更にネットを調べると、「危険を知りながらイラクに入る国民がいる事を日本人は誇りに思うべきだ。」というパウエル米国務長官の発言があったようだ。
黙れ、パウエル。 日本はお前の国じゃない。
Kyosuke
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