嗚呼!米国駐在員。
<目次>戻る進む


2004年04月15日(木) Britney Spears のコンサート

昨晩はブリトニー スピアーズのコンサートに行ってきた。(おつきあいですな)
初めてのアメリカでのコンサートはどんなもんかいな、という方面も興味があった。

会場の周りは、ブリトニーもどきの格好と化粧をした若い女性で一杯。男が行くという事で実に恥ずかしかったのだが、意外に男性客も多くて肩身の狭い思いはしなかった。結構多かったのは、娘とその友達を連れたオヤジなのだが、会社を終えて年頃の娘とコンサートに行く親父は、日本にどのくらいいるんだろうか。

午後7時30分開演というので、7時には会場前に行ったのだが、なかなか中に入れてくれない。気温1度の寒風の中、長蛇の列に並び、結局入れたのは7時40分くらいか。中に入ると既に音楽が響いていてあせったのだが、前座バンドであった。その後、もう一組バンドの演奏が始まる。
もちろん客はノルこともなくただぼんやりと見ているのだが、反応のない大観衆の中で演奏するのもどんな気持ちなのか。もちろん、本人達は、少しのチャンスでもモノにしたい、自分たちをPRしたいと必死なんだろうけど、その割には曲間で「次はブリトニー登場!」とか叫んで観衆の拍手をもらっていたのが、よく分からなかった。

待ちに待ってついに9時にコンサート開始。更にじらしてじらしてブリトニー登場。割れんばかりの歓声というが、まさに会場は若い女性の叫びという叫びで一杯。
女性客がみんな揃って歌っているのだが、やっぱり英語がうまい(当たり前だ)。こちらのCDは、歌詞カードなんてないのに、やっぱり聞いただけで何言っているか分かるんだなあ、なんて思った(←全然コンサートに集中していない)。

それにしてもブリトニーは思っていたより太ってたが、ダンスはとてもうまく魅きつけられた。なんだかんだ言われても、プロのアーティストだなあ、と感じた。世界のアーティストとしての、プライドとオーラがにじみ出ており、そんな瞬間を見ることに金を払うのは悪くないものだ。ただ、あれだけのハードなダンスでも歌は乱れておらず、うわさ通りの口パクだった気がするな。

おりしも彼女は昨日、雑誌「FHM」の世界投票で2004年世界で一番セクシーな女性に選ばれたのだが、男性とのからみのシーンや入浴シーンなどもあって、ステージそのものもセクシーすぎるシーンを演出していたなあ。会場には小さな子供も一杯いたのだけど、ジャネットの乳ポロリよりも、よっぽどこっちのが影響与えるような気がするんだけど。
そういえば彼女は日本では「ブリちゃん」と呼ばれているらしいが、何かの記事で「ブリは魚の名前みたいだからあまりうれしくない」と言ってたのは笑ったな。

ステージも終わり、日本なら「アンコ〜ル!」と客が決まったように叫ぶ場面。こちらはどうなるかと思っていたが、特に決まったコールはなく、一部で「WE WANT BRITNEY!」とやってたくらいか。 結局終わったのは夜の10時30分。正味1時間くらいのステージか。

それにしても、前座というのは何とかならんのかな。最初から、9時開演と言ってくれりゃいいのに。でも、そうなると、誰も9時前に行かないから前座の意味もないか。


Kyosuke