嗚呼!米国駐在員。
<目次>戻る進む


2004年03月23日(火) 目標評価

昨年度の実績評価及び新年度の目標設定がまっさかりである。
といっても、去年の今頃は東京で毎晩の送別会でヘロヘロになっていた時期なので、そもそも自分の2003年の目標そのものが、前任者が作ったもの。 よって、本人も責任感のかけらもないのが困りものである。(←それじゃいかんだろうが)
確か、1年前の赴任直後に「お前の今年の目標はこれや」と言われてサインさせられた覚えはあるが、初めてアメリカに来て右も左も分からないものに、仕事の目標もへったくれもない。
それこそ当時は書いてある難易度どころか、その内容が何なのかさえもさっぱり分からなかった。まさになすがままで、自分の2003年度の目標とさせられたのである。

実はそんなことがあった事すら忘れていたのだが、突然これに自己評価を書いて提出せい、と言われた。
幸い、ボスがファイルで保存していたものの、自分でも持っていなかったのだからお粗末なものだ。その目標を見て愕然とした。今なら、少なくとも立てられた目標の内容程度は分かる。 なんじゃ、こりゃ!?こんなの何もしていないやんけ、という項目ばかり。いやいや、人がやる仕事とはいえ、派手にぶち上げたものだな、前任者。 まともにやれば評価をつけるどころか、何もしていないんだから、もう全く評価対象外なのである。

開き直って、素直にそのまま書いて出したら出したで「これじゃ、1年間何もやってないみたいじゃないか」と指摘された。と、言われてもなあ。一体、何でこんな訳の分からんものの評価に、時間かけて最後は現地法人の社長に面接までされないといけないんだろうか。やれやれ。

まあ何を言っても言い訳なので、あまり引っ張りたくないのだが、これもサラリーマンのつらい所。数字は数字で出さねばならないが、目標は目標で達成せねばならない。 ただ、これだけ動きの早い御時世で、1年前に立てた目標に固執した者が良い評価なんて、おかしな話だと思うんだがなあ。
こんなんで給料決まるんかいな?
もうどうでもいいから、お偉い方との堅苦しい面接だけはご勘弁願いたいのだが、そうはいかんだろうな。


Kyosuke