嗚呼!米国駐在員。
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2004年03月18日(木) 睡魔が襲う、出張3日目

昨日のホテルは部屋が異常に乾燥しており、夜は水分補給で喉を潤しながらの睡眠。
寝不足のまま、今日も朝から精力的に4件の取引先回り。

見知らぬ土地に加え、全て会う人も初対面、おまけに仕事内容もこれまでとは違う分野で相手が話す内容の理解も乏しく、午後の2件はほとんど覚えていない・・・。相手のスピーディな英語がここちよい睡眠を促すんだな、これが。こんな所で寝ちゃいかん、と念じながらもまぶたが落ちてきて大変だった。
なんとか予定をこなした所で(ほんとうに‘こなした’というか過ごしただけだが)、夕方から明朝の面談に備えて車で4時間ほど東へ向かう。
今回のレンタカーはボルボステーションワゴン(当たり!)、道路もまるで日本の道路のように走りやすくアメリカとはほんとうに比べ物にならない。そういえば、カナダの有料ハイウェイは料金所が全くなく、ナンバーか車体番号をどこかのポイントで自動で読み取り、後日自宅に請求が来ると言う。同僚に聞くと、出張は当然いつもレンタカーなので、レンタカー会社から会社あてにきっちり請求が来ているとの事。料金といっても数ドル程度、料金所がないのでいらぬ渋滞は起こらないし、実に見事なシステムである。それにしても、全ての車に信号を送る機械がついているのだろうか。レンタカーのどこを探してもそんなものはなかったが。ましてや、アメリカから自分の車で乗りつけた場合は、一体どうなってしまうのだろうか?
いずれにせよ、厳しい自然条件の上に広い国土にも関わらず、これだけ道路が整備されているカナダには関心するなあ。

昼はトロント郊外の中華街のようなところで、スパイシー・フライド・ライス。たった3.9カナダドル。
アメリカに来てから多くの中華を口にしたけど、ここの焼飯は間違いなくNO.1のうまさであった。量は多くて食べきれないほど。
夜はKINGSTONのホテル近くのフランス系料理。ホテル受付のスペイン系お姉さんに紹介してもらったまま行ったのだが、上品なムードの中でも店内は活況。野郎2人で入るのは残念だけどもしょうがないな。 コース料理で、迷ったあげく何故かメインにステーキを頼んでしまい失敗。 ステーキなんてアメリカでいつでも食えるのになあ。何やってるんだか(後悔)。

食後、寒風で耳が千切れそうな中をホテルまでとぼとぼ帰る。
今日17日はセントパトリックデイとやらでアイリッシュの日。バーというバーが若者で賑わっていたが、こちらはもうくたくたでわき目も振らずホテルに戻ってきた。明日は最終日。


Kyosuke