嗚呼!米国駐在員。
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2004年03月15日(月) |
NBA観戦 /ウッズの本 |
午前中はジムに行く。 またもや取引先の社長と遭遇。この前聞いたら、いつも夕方に行くって言ってたのに・・。仕事上、色々問題ある会社なのでお互いぎこちなく挨拶。こういう時に限って、帰りのロッカーでも会ってしまうんだな。つい「お疲れ様」と言ってしまう。何がお疲れなんだか。。
午後からは車いじりをしようと思ったが、風が強くて寒いので取りやめ。 ぶらりと本屋に行く。タイガーウッズの「HOW I PLAY GOLF」を購入。2年ほど前に日本でも発売されたのだが、上下巻に分かれて何と計5000円。これを今日はたったの6.9ドルで購入。しかも日本版よりも大きいし写真もたっぷり。 こちらの書籍は、時間が経ったらどんどん値引きしていく。数ヶ月前の新刊も30%引きコーナーに山積みである。日本と違って買取制度となっているからだろうか?消費者にとってはいい制度であるなんだけど、日本じゃCD値引きが出来ないように、色々うるさいんだろうな。
ちなみに、ウッズの本は既に5000円出して日本で買っており、アメリカにもってきた荷物に入れた貴重な本である。何故また買ったのか。まずは安いから。そして、今日買ったのはもちろん日本語訳はないのだが、ゴルフのレッスン書のような感覚的なことを理解するには、英語でそのまま読んだほうが分かる気がする。 来るべきシーズン(5月ごろだろうか)に備えて、少しでも気分を盛り上げたい、そして、ちょびっとでもウッズに近づきたい(無理だって)というはかない夢を、この本を読むことで自己満足したいだけ。 書いてある事は非常にシンプルであり、ゴルフはなんて簡単なんだろう、と勘違いしてしまうのだが、まあ、実際にボールを前にしたら、読んだことすっかり忘れてがちがちになる事は目にみえているんだな。
昨日の晩(13日)は、初めてNBAを見に言ったんだった。 UNITED CENTERで、CHICAGO BULLS対LOS ANGELES LAKERSの一戦。帰国する同僚が思い出に見に行くと言っていたので、チケットを一緒に取ってもらった。3階席だったのだが、会場の雰囲気は最高潮。 ただ、ブルズは弱いしスターがいない。特にジョーダンが去った後は顕著。一方、元ブルズのジャクソン監督の元、O'NEALや BRYANT、MALONEを擁するレイカーズが、やっぱり華がある。実力、人気が圧倒的に違うんだな。さすがに地元シカゴの試合でも、昨日はレイカーズファンが多かった。
とはいえ、試合の方は、実力差が明らかな割にはシカゴが最後まで粘り、なかなか盛り上げた。結果は88対81でシカゴ負け。31本のフリースローで16本しか入らないんじゃ、負けますわ。プロなんてフリースローはほぼ100%と思っていたんだけど、意外に外れるもんだな。しかし、観客が風船やボードで妨害する相手チームはともかく、何の妨害もない地元でこれだ外すのはお粗末。もっとも、こんな妨害は選手には関係ないんだろうが。 Kobe Bryantは、去年のレイプ事件で有名になったが、裁判はどうなったんだろう。彼の名は、日本の神戸と関係あるんだろうか(ないって)。ただ、切れのある動きは素晴らしく昨日の35得点は立派。オニールの存在感も際立っていた。
会場は、ハーフタイムや、タイムアウトの度に、色んな出し物が行われて大いに盛り上がる。 黒人の少年たちのダンスやバケツ太鼓(というんだろうか)、圧巻であった。あと、本格的なマジックショーまでやってしまったのには驚き。観客に参加させる色々なイベント、そして、おもいっきり参加して楽しみたいとする観客の熱さは、一見の価値がある。バスケットが全然分からない人でも、日本から来た人を連れて行けばきっと楽しめるのではないだろうか。
ただ、united centerはあまり治安が良くない場所にある。 幸い、車はofficialの駐車場に入れる事が出来たのだが、あやしげな黒人がやっている会場周辺の駐車場はなんとなく敬遠してしまう。 帰り道、渋滞で車が止まったところを見計らい、水の入ったペットボトルと窓拭きを持った黒人が車を1台1台回っていた。窓拭きでチップをせびろうというつもりである。当然、誰もが必要ない、と手を振るのだが、昨日の黒人はお構いなしにフロントガラスに水をかけて窓掃除を勝手に始める。チップを払わずに無視してごねられても構わないのだろう、さすがに車の中のアメリカ人もチップを出して、さっさと次に行ってもらおうとする。そんな光景が少し前のほうで見えた。 やばいやばい、早く信号青になれ、と祈りながらも、黒人はいよいよ自分の車の前に来てしまった。 観念したところ、何故かこちらに向かわずに自分の横の車にピュッとペットボトルの汚い水をかけた。その車の運転手はなにやらわめいていたが、黒人が怒鳴りつけたら、やっぱりチップを払っていた。 自分の車はなんとか助かってほっとしたが、この人らは何とかならんのかいな。
Kyosuke
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