嗚呼!米国駐在員。
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午前中にデトロイトからシカゴへのフライトでUSA TODAYを読んだが、ペプシ社が "PEPSI EDGE"なる新製品を今夏に売り出すようだ。
通常のペプシは、150カロリーに糖分41グラムが含まれるが、PEPSI EDGEはその半数、70カロリー、糖分20グラムである事を売りにしている。もちろんダイエットペプシは、ともにゼロである。ここ数年間、健康志向の上昇と相まって、米国でペプシのシェアは落ちてきている。調査した6000万人の消費者のうち、75%が通常のペプシでもダイエットペプシでもどちらが良いか決まっていない、つまりどちらでも良いとしているようで、今回の新製品は彼等にアピールできる、としている。
健康を考えるならばそもそも飲まなけりゃいいじゃないか、という意見は別にして、少なくともダイエットにすればいいと思うのだけど、これまたアメリカ人にはすこぶる評判が悪い。オフィスのアメリカ人も、揃ってダイエットはまずい、と言って普通のコーラをぐびぐび飲む。事実、ペプシ社も過去に98年に1カロリーの PEPSI ONEを発売したが、評判が悪く立ち消えてしまった。
それにしても、アメリカに来て、恐ろしいほどコーラを飲むようになった。自分の場合はダイエットコーラ(またはペプシ)が好きなんだけども。 まず、オフィスの冷蔵庫には、缶コーラが常にぎっしり詰まっている。喉が渇いたらほんとうに水代わりに毎日数本飲んでしまう。 スーパーでは、24本で4ドルくらいの低価格なので、特に負担も少ないし、ケースで買うので家にも常に置いてある。客先に行くと、水がいいかコーラがいいか、と聞かれて、相手に合わせてついついコーラを頼んでしまう。また、マクドナルドなどファーストフードでも飲み放題の所は多いし、レストランでも店員が水のおかわりのようにじゃんじゃん継ぎ足しにくる。また、不思議とアメリカの食事に合うから困ったものだ(何が困ったんだか)。
日本では、高校くらいまではよく飲んでいたけども、それ以降はせいぜいファーストフードに行ったときに頼む程度。考えれば、アメリカに来てから1年も経っていないが、日本で飲んだ総量をはるかに超える量を飲んでいる気がするな。
健康には良くはないんだろうけど、なんとなくやめられない。 レシピは口が裂けてもいえないという極秘中の極秘だそうけど、やっぱ麻薬の一種なんだろうか。
Kyosuke
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