嗚呼!米国駐在員。
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2004年03月05日(金) |
女性総合職アテンド 3 |
朝から米人担当も引きつれ3人でデトロイトへ。 客先と日本食屋でランチ。先方のアメリカ人も女性の担当が混じっていたので、日本からの女性営業が珍しかったのか話がはずむ。何故か先方の米人は決まりきったように全員親子丼を注文。量が多いだけでかなりまずそうだったけど、当たり障りがないからだろうか。
その後、DIRECTOR自ら社内を丁寧に案内してくれる。 こちらには一回もそんなことしてもらった事ないのに、やはり若い女性営業が来ると対応が違うなあ。 これを、「女性だからって特別扱いしないで」なんてひねた思いを持たずに、十分メリットとして活用していってもらいたい。それにしても、社内でジムやシャワー、語学プライベートレッスン室まで完備されており、非常に立派な設備だった。
事前の打ち合わせで、彼女は一生懸命のあまりか、自分の知っていることを全部相手にぶつけて結論を急ぐような所があったので、相手の反応を見ながらのやりとりするようにと偉そうに指導。言わなくてもいい事をわざわざ言う必要はない、胸のうちに留めるという局面もある事が理解できただろうか。
日本ならば、「経験のない、しかも女性担当」という見方をされて多少の失言も、しゃあないな、と許容範囲かもしれないが、アメリカは女性だから、とか、経験不足だから、とか言う言い訳が通用しないことが多い。相手の真剣な態度を見て、今回の米人との面談はいい経験になったのではないだろうか。
午後5時のフライトで戻った後は、取引先のオヤジ2人と日本食。 これまた話の終わらないオヤジを前に本当に疲れた。10時30分解散。彼女をホテルに送って帰宅。
明日も朝5時40分にピックアップで客先訪問。 連日の過酷な日程だけども、駐在員も楽じゃないんだ、軽い気持ちで客先訪問してください、とこれからは言えないな、と少しでも認識してくれればいいのだけど。
Kyosuke
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