嗚呼!米国駐在員。
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2004年02月07日(土) 真冬のバッテリー切れ

昨日は本当にまいった。
出張先のクリーブランドからオヘアまでの帰り便は順調だったものの、空港からlong termのパーキングに行くまでのシャトルがなぜか途中で15分くらい動かなくなった。それでも何とか駐車場に着いて、雪を踏みしめて車のエンジンをかけようとしてもうんともすんともいわない。Oh My God!
バッテリーが切れたようだ。幸い午後6時前だったので、会社に電話して同僚にパーキングの場所を指示して来てもらう。その間、冷え切った車の中で凍えながら待つ厳しさはなんともいえない。ようやく同僚の乗った車が現れたと思ったら、見落としたのか通り過ぎてしまい「なにやってるんや!」と思わず叫ぶ。

同僚の乗った車でしばらく暖まってから、肝心のバッテリーを見ると、油でまみれてどちらがプラスでどちらがマイナスかも分からない。困っていると、パーキングサービスなる車が止まり、担当を呼んでやる、という。
担当がきて手際よく、エンジン復活。 事なきを得たが、特に冬場では車のメンテナンスの重要性を思い知った。
といっても今回は人の車なので、なおさら頭にきたのだが。
昨日はマイナス5度くらいなのでまだ耐えれたが、先日の様にマイナス30度近くになれば、本当にしゃれにならない。
すっかり会社に戻る気もなく、そのまま帰宅。既に雪がかなり激しくなっており、その前になんとかなってよかったとほっとする。

今日もなんだかんだいってすっかり夜の8時。これから月曜の出張の準備をしなくてはならない。
ヒューストンやロスの駐在員は、週末のゴルフがどうだ、とかいう話をしてくる。凍りついた外を見て、どう逆立ちしても環境の違いはどうしようもない事を思い知る。 

そういえば、日本の北海道の事務所には寒冷地手当てが出るのに、米国の寒冷地には何も出ないのはおかしいと気がつく。こちとら暖房代もガス代も余分にかかる。凍結防止の除雪材で塩まみれになった車も洗車場に出さねばならない。
お金の事はどうでもいいんだが、こう室内にこもる生活が続くとなんともいえないストレスがたまり、これが一番たまらない。

そうそう、先日のホテルでの回線使用料金は合計で30ドル近かった。以外に高いな、という印象だが、こんなもんなんだろうか。アクセスポイントが悪かったのだろうか。


Kyosuke