嗚呼!米国駐在員。
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2004年02月06日(金) |
ジャネット騒動収まらず |
ちょっと驚いてしまった。 なんと昨日の本ページへのアクセス数が1日で1500件ほどあったようだ。始めてから1ヶ月足らずの素人日記に一体何が起こったのか? アクセス元を見ると、ジャネットジャクソンがその理由のようだ。
アメリカではジャネット騒動はまだまだ収まらない。 ジャネットは「不快な思いをさせたとしたら本当に悪かったと思っている。本当に私の意図したものではなかった」と謝罪。「最後リハーサルの後に、パフォーマンスの内容変更を決めた。MTV、CBS、NFLは知らなかったし、不運なことに最後は過った方向に行ってしまった」と述べたインタビューが全米のニュースで流れた。しかし、「ニップル・ゲート」(乳首スキャンダル)などと名付けられた騒動は波紋を広げている。 今日は出張先のクリーブランドの空港から戻ってきたのだが、空港の雑誌コーナーをのぞいてみると、雑誌表紙も新聞一面もこの話題で持ちきり。「彼らはなぜこんな事したんや?」「問題のシーンの1秒前の写真掲載!」という表紙の雑誌もあった。
演出したMTVは「ジャネット・ジャクソンにだまされた」と述べ被害者の立場を強調。8日のグラミー賞授賞式は生中継せずに不適切な内容がないか確認してからオンエアするため、数秒遅れで放送すると発表した。ハプニングの二の舞は何としても防ぎたいようだ。ディレクターも咄嗟の判断で画像を切り替えねばならず、大変である。そういえば問題のシーンの生中継も咄嗟に画面が切り替わったが、担当は常に何かあった場合を想定して集中しているのだろうか。日本ではNHKが放映。録画ではさすがに事前の段階で別画面に切り替わっていたようだけど、さすがに生中継はそのまま放映せざるをえなかっただろう。
お相手のシャスティンは、TVインタビューで、「その瞬間は Oh! My God! Oh, My God!それだけだ」という何とも中身のない話をしていたが、今回の胸露出ハプニングが意図的なもので、衣装をはぎとったジャスティンも関与していたと判断された場合、2人のグラミー賞授賞式の出演を取り消す可能性があるという。ジャスティンは最優秀アルバムや最優秀レコードなど5部門でグラミー賞にノミネートされている。ちょっとしたお遊びがしゃれにならない結果になって、さぞかし後悔しているだろうか。 当の本人達2人はさすがに深刻な顔。大スター2人だけにここまで波紋を広げているのか。固い事いうな、お祭りのショーで一体何が悪いんだ、といっそ開き直ればいいのに、と思う。
Kyosuke
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