嗚呼!米国駐在員。
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2004年01月19日(月) |
THE SOONG SISTERS |
昨日のんびりしたからか、9時にすっきり起床出来た。 昨日鍛えた胸筋の筋肉痛が心地いい。外は本当に久しぶりに晴れているが気温は11度F(マイナス11.6度C)で ピリッとした寒さ。オイル交換の後、今日もジムでのんびりと筋トレ。
午後は買い物へ。 衣服は一部ブランドを除けば、確実に日本のほうが割安感がある。10年前は確実になんでもアメリカのほうが日本で買うより安かったと聞いたが、デフレがやまない日本の物価がいかに下がったかという事か。現在アメリカで売っているほとんどがアジア製品であるというのも大きな理由か。
HUGO BOSSのワイシャツを50ドルで購入。日本では1万2千円くらいしていたから、これはお得。ただし、サイズが合うのかどうかがよく分からない。店員に聞くと、お前の腕が長すぎるからは合うサイズはない、などど言われたが、どうみてもワイシャツのサイズ表記を見ると問題ない。赴任当初だったら、こういった店員の言葉に素直に耳を傾け購入は躊躇してたんだろうが、今は違う。自分を信じて自分の判断が必要という意味が痛いほど分かっている。勉強と思って1つだけ購入。 といいながら、帰宅後 やっぱり腕が短いやんけ、とがっくりくるのが嫌で試着はまだ。
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昨晩はDVD 「THE SOONG SISTERS(宋家の3姉妹)」鑑賞。
昔から気になってた映画で、アマゾンでも在庫がなくなったままだったのを何とか探して入手した。
今世紀初頭の中国。裕福な宣教師 宋家で生まれ育った3人の姉妹が、アメリカで学んだ後、ひとりは革命家・孫文の妻となり、ひとりは孔子の末裔である大富豪の妻となり、ひとりは青年将校・蒋介石の妻となる。それぞれ別々の道を歩み、時に反発し、時にかばい合う姉妹の姿を通し、激動の中国近代史を描いた歴史大作。それぞれのまっすぐな生き方と、姉妹の絆が印象的であった。恥ずかしながら、この時代の中国の歴史がそれほど詳しくなかったが、しっかり勉強してもう一度見てみよう、という気にさせる映画。
当然 会話は中国語で字幕は英語なのだが、やはりアジア人だからか、これまでアメリカに来てから何十本となくこちらの映画を観たが、そのどれよりも胸に訴えるものがあった。現実にこんな3姉妹が実在したとは、中国という国の歴史と大きさを感じざるをえない。 3姉妹に焦点が当たったため、当然ながら旦那へのスポットライトがそれほど多くないが、もっともっと奥深く観てみたいと思わせる内容。
映画の中心は2女、3女であるが、やはり主人公が多いのと、蒋介石、孫文まで盛り込まねばならず少し慌しかったのは残念。調べると日本企業も出資した映画という。デザイナーも日本人で、音楽は喜多郎。そのためか中国侵略した日本軍もそれほど悪い描写もなかったような気がした。3姉妹の演技も素晴らしく、本当によく出来た映画と思ったが、こちらで在庫もないままという事は、中国の歴史を描いた映画はアメリカ受けはしないのだろうか?
Kyosuke
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