2011年04月29日(金) |
春の高校野球(3) 千葉経済大付 触塁を指差し確認 |
千葉経済大付の試合は、勉強になることが多い。いつも、何を意識しているのか見えてくるからだ。 市立柏との試合では、ランナーの触塁を指差し確認する場面が何度もあった。たとえば、外野への二塁打。打者走者が一塁を回るとき、ファーストは目で触塁を確認するだけでなく、指差しで確認する。二塁ランナーが三塁を回るときもそう。サードがしっかりと指を差していた。ここまで徹底しているチームは初めて見た。 ベースを踏み忘れることなんて、1年に数回あるかないかのプレーだ。それでも、しっかりと確認する。確認させる。松本吉啓監督のこだわりが垣間見えた。
もうひとつ、習志野の話。 シートノックでは、いかにも習志野らしい流し方。いい意味でも悪い意味でも、プレーを流す。だから、試合中にイージーなミスも出るが、ビックプレーも出る(と、勝手に推測)。 勉強になったのは、最後の数10秒をつかって、一塁線、三塁線のゴロの転がり方を確認していたこと。キャッチャーが一塁側にコロコロ、三塁側にもコロコロと転がし、ファーストとサードがその行方をチェック。これって、甲子園でもやっていたのだろうか。
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