2011年01月15日(土) |
前橋育英へ 監督は神奈川出身 |
昨秋に続き、2度目の前橋育英へ。 荒井直樹監督は横浜市出身。途中で引っ越したがそうですが、横浜市立鶴ヶ峰中では阿波野秀幸(元近鉄など)と同期だったとか!
日大藤沢ではエースとして活躍。1つ下には、中日で活躍する山本昌がいたそうです。 荒井監督は3年夏には、神奈川大会で2試合連続ノーヒットノーランを達成。いまだに、神奈川グラフの「大会記録」に残っています。 卒業後、いすゞ自動車に進み、バッターに転向。補強選手をあわせると、都市対抗に7年連続で出場した実績を持っている、すごい方なのです。
そのあと、日大藤沢のコーチ・監督を務め、縁あって、前橋育英へ。町のおじいちゃん、おばあちゃんと地域の清掃をしたり、ゲートボール大会をしたり、花壇を作ったり、野球以外のところにも力を注ぎ、チームを作ってきました。その活動が認められたのか、今年もあわせて、21世紀枠の県代表に3度も選ばれています。私立ではとても珍しいことです。
練習は、いい意味で普通です。指導者が理不尽に怒ることはなく、選手も普通に野球に取り組んでいます。 「無理しているのが一番イヤなんですよね。普通でいいんです、普通で」と、サラリという荒井監督。ほかの強豪とは少し違う空気が流れています。
コーチ陣も豪華。 清水コーチの弟はソフトバンクの清水将海捕手、福井コーチの弟は広島カープの福井優也投手。全国に数多くのコーチがいますが、コーチ陣の弟がともにプロ野球選手というのは、前橋育英だけでしょう!
ちなみに、ユニホームのデザインは、いすゞモデル。高校野球では珍しい黄色も使われています。賛否両論ありますが(笑)。
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