2010年12月09日(木) |
「ひねる」と「ねじる」 in西中原中 |
川崎市立西中原中へ。
もう何度も取材に足を運んでいるが、いつもは野球部がグラウンドを使える日に行っていた。今回は、急なお願いだったこともあり、グラウンドを使えない日。ファウルグラウンドの狭いスペースで、ピッチャー指導を見せてもらった。
いやいや、びっくりです。 ハンドボール、サッカー、ソフトボール、陸上、バレーボールと、運動部があちこちで練習。その活気のすごいこと。ハンドボールは関東、全中常連の強豪である。 たしか、学校は川崎市で一番のマンモス校。学年で8〜9クラスだったと記憶している。
野球部も、2年連続で春季神奈川大会準優勝。 全国いろいろな学校を見てきているが、確実に言えることは、「野球部だけ強い学校は稀」ということ。野球部が強い学校は、ほかの部活も強い。つまり、部活に力を入れやすい環境ができている。「あの部活が頑張っているから、おれたちも!」という思いもある。選手だけでなく、指導者にもあるはずだ。
取材のテーマは「ピッチャー指導」。 面白かったのは、「ひねる」と「ねじる」について。 高山先生曰く「中学生はひねるとねじるを勘違いしている。多くのピッチャーは、ひねっているだけです」 人それぞれ解釈は違うかもしれないが、
・ひねる=上半身と下半身が一緒に回る ・ねじる=上半身と下半身がずれて回る 「野球に必要なのは、ねじる動き」と教えてくれた。 書くときも、気をつけなければ…。
この間も、取材中、「戦略」と「戦術」の違いが話題になった。 難しいですね、言葉は。
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