2010年02月13日(土) |
日大藤沢へ 今年は打ち勝ちます! |
冷たい雨が降りしきる中、日大藤沢へ。 雨に打たれながら、厳しい、厳しいトレーニングをやっていました。
そんな選手たちには申しわけないけれど…、監督室でコーヒーをいただきました。甘党のワタクシには、ミルクと砂糖は欠かせません。全部入れてしまいます。 すると、しばらく経って、マネージャーが2杯目を持ってきてくれました。何と、ミルクも砂糖も、すべて入っているではないですか! 「うちのマネージャー、すごいでしょう」と、山本秀明監督。1杯目に、この人はどれぐらいミルク、砂糖を入れたのか、しっかり見ていたんですね。いやぁ、感激しました。
思い起こせば…、3年ほど前の修徳高校の取材ではこんなことがありました。 取材後、クツを履こうとしたところ、「え! 自分のクツ、こんなにキレイだったか?」。寮にいた選手が、ピカピカに磨いてくれていました。よっぽど汚かったのでしょう…。 あとで、小田川雅彦先生に聞くと、「いつも磨いているんですよ」とのこと。忘れられない出来事です。
ちなみにいま小田川先生は、女子バスケ部の監督です。1月の下町杯で久々にお会いして、話しをしました。生き生きとしていました! 「バスケで何を教えているんですか?」と聞いたところ、いかにも小田川先生らしい言葉が。 「バスケのことは分からないから、『言葉がけ』に気を配るようにしているんです。たとえば、ノーマークでのシュートを外したとき、どんな声をかけてあげれば、その選手が次にいいプレーができるのか。そんなことばかり考えています」 どこに行っても、小田川先生は小田川先生ですね。
で、日藤です。 「春、楽しみだなぁ。結構いいと思いますよ」と、何度も話していた山本監督。 バッティングに自信を持っていました。特に、4番を打つ島仲が覚醒したとか。チームも、いい方向に進んでいるようです。
2年春にヒジを痛めて以来、やや不調が続いていた、エースの後藤も復調気配。
まずは、3月に力試し。冬のトレーニングの成果をぶつけるには格好の相手。東海大相模との練習試合が組まれています。
前向きな言葉が多かった山本監督。社会人時代のチームメイトで、1つ上の桑元孝雄監督(アトランタ五輪代表)に、だいぶ刺激をもらっているようです。 「打撃理論は本当にすごい。武相は強くなるよ」 ちなみに桑元監督は、東海大相模・門馬監督と同期。 この世代の監督たちが、神奈川の高校野球を引っ張っていくことになるでしょう!
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