2009年08月10日(月) |
全中出場チーム続々 沖縄・佐敷中は日本一キャッチャー |
全中出場チーム続々決定! 昨日(9日)現在で、21チームの出場が決まりました。残るは東北の3チーム。今日(10日)すべてが出揃い、明日11日に抽選会が行われる予定です。
一番乗りをはたしたのは、地元枠で出場する佐敷中学校(沖縄)。ピッチャーが130キロ近いストレートを投げるようです。 注目は監督。名前は、有銘眞吾先生。 この名前にピンと来た人は、相当な野球通!
1999年に沖縄尚学がセンバツ優勝を果たしたときの正キャッチャーです。エースは現監督の比嘉公也投手でした。 決して、うまい選手ではなかったですが(!)、要所でしぶ〜い活躍を見せていました。
じつは、一昨年の12月、『高校野球小僧』の取材で、有銘先生を訪ねています。当時は、比嘉寿光(広島)の母校でもある、長嶺中に勤務されていました。 テーマは99年準決勝のPL学園vs沖縄尚学。配球の話や、スクイズを失敗した話など、さまざまな話しをしてくださいました。有銘先生の話があったから書けたものも多く、感謝、感謝。 もともとは取材に行く予定ではなかったのですが、沖縄尚学で比嘉先生を取 材していたときに、「有銘が近くの中学校で先生やっていますよ」という話になり、「ぜひ、取材を!」となったのです。そんな急な用件にも快く応えてくださったのが有銘先生でした。
全中でどんな野球を見せてくれるか、楽しみです!
地元・沖縄に続く、代表枠をゲットしたのが北海道の釧路青陵中。ここの監督、幡手勉先生も、スゴイ人です! かつて、釧路クラブ(釧路市選抜チーム)の監督で、全日本少年に3年連続出場。初戦で負けた年には、翌日に神奈川県内のチームと練習試合を組んでしまう、離れ業をやってのけました。
一昨年からは釧路青陵中のアイスホッケー部の顧問となり、2年連続で全中制覇。アイスホッケーで日本一になりました。幡手先生自身も、アイスホッケーチームに入っているそうで、チームメイトには、元駒大苫小牧の香田監督(鶴見大)もいるようです。
で、今年から野球部に復帰。全日本少年予選では決勝で敗退するも、全中予選では10連勝で全道制覇! 両大会で決勝進出というのも、スゴイことです。
「アイスホッケーで日本一になったので、今年は野球で日本一を目指します!」と、メールが来ました。いやはや、すごい人です。
たぶん、幡手先生のことなので、沖縄での交流、練習試合も積極的に行うでしょう!
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