2009年07月06日(月) |
2009神奈川高校野球監督会 |
関内のホテルで、神奈川高校野球監督会が開かれました。 毎年、夏の大会前に行われる恒例行事で、高校野球の指導者に加えて、昨年からは中学野球、そして今年から学童野球の指導者が出席。総勢142名もの野球関係者が揃いました。
毎年、さまざまなプログラムが用意されています。 今年は、Y校で一時代を築いた古屋文雄元監督の講演、その古屋さんとY校でともに指導していた小倉清一郎部長(現・横浜)の「夏の神奈川大会展望」などが、組まれていました。
古屋さん、驚いたことに、いまは橘学苑で副校長をやられています。橘学苑は元女子高で、野球部は創部4年目。近年、メキメキと力をつけてきており、今年も打力の高いチームです。 先週末、塩尻に中学野球の取材に行った際、地元の学校とたまたま練習試合をしていたのが橘学苑でした。東京都市大塩尻(長野)と下諏訪向陽(長野)に打ち勝っていました。クリーンアップの打力はなかなかのものです。 チームを率いるのは石黒滉二監督。桐蔭学園高OBで、高木大成の1個上にあたります。以前は、同じ読み方の立花学園でも指導していたとか。
小倉部長の「神奈川大会展望」は…、こんなことを企画してしまう監督会が素晴らしいですね!
ちなみに今年から、監督会の会長は横浜商大・金沢哲男監督から、慶応・上田誠監督へ。小倉部長は、「これからは慶応の時代です」と持ち上げて(?)いましたが、はたしてどうでしょうか??
会が終わったあとも、駅近くでさまざまな指導者の方々と食事。はじめて、平塚学園の八木監督と話しをしましたが、思い描いていたイメージと全然違う! めちゃくちゃ怖い人かと思っていました。まぁ、グラウンドではそうなんでしょうけどね。今年で31歳。若いです。雰囲気が大清水の浜田雅弘監督にそっくり! かつて、津田学園(三重)の監督として甲子園に出ています。このときは23歳か24歳。いやぁ、すごいですね。 今年は、「ヒラガク」の名はほとんど挙がってきませんが、投打ともになかなかの力を持っています。 なお、平塚学園の前監督・上野監督は富士学苑(山梨)でコーチを務めています。
海老名を実力校に育て上げた寺尾洋一監督は、この春から座間総合に異動。部員がかなり少なく苦しい状況のようですが、寺尾監督のことですから、数年のうちに、上位を狙えるチームを作り上げてくるでしょう。
もちろん、「肝」の部分は話さないでしょうが、みなさん、とても仲がいいです。 大会開幕を目前に控えた中で、このような会を開けるのもまた神奈川のすごいところでしょう!
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