みのるの「野球日記」
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●『中学の部活から学ぶ わが子をグングン伸ばす方法』(大空ポケット新書)

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しらかし台中(宮城)の猿橋善宏先生の
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詳しくは、大空出版HPをご覧ください。
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BBA梅原伸宏さんのグラブ本。構成を担当しました。
親指かけ・小指かけの結び方、グリスの入れ方など、
グラブをよりよくするための方法が書かれています。

*ツイッター始めました
@mino8989 です。

2009年04月26日(日) 「日本一」→桐蔭学園中・大川先生 「練習法」→佐野中(群馬)

 明日、『ヒットエンドラン』(ベースボール・マガジン社)が発売になります。
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 今月の「日本一監督」は桐蔭学園中の大川和正先生。1989年と2000年の2度、全日本少年を制しています。
 印象的だったのは、第1回の優勝は「ミス待ち野球」で制したということ。それが、91年に掛川西クラブの速球派エースに負けてから、「バッティングに力を入れなければいけない」と、指導法を変え、バッティングに時間を割いたこと。以降は、守備・走塁をベースにして、プラスアルファの打力を追い求めるチーム作りをしています。

 ミス待ち野球…、言い換えれば、ミスを誘う野球でしょうか。
 ゴロを転がして、相手のミスを誘う。バントの構えで揺さぶって、フォアボールを誘う。大川先生も言っていましたが、「全国レベルのピッチャー、守備力になると、ミスは何も起きない。打力で打開するしかない」。本当にそのとおりだと思います。最後はバッティングですね。

「練習法クローズアップ」は、群馬・高崎市立佐野中を取材させていただきました。顧問は土屋好史先生。東農大二〜東海大の出身です。現在は群馬の強化委員を担当しています。
 佐野中の試合を初めて見たのが、3月上旬のはだの招待試合でした。いやぁ、驚きました。いいチームです。プレーボールからゲームセットまで、バックアップを怠ることなく、ボールが動けば、選手が必ず動く。ぼ〜っとさぼっている選手はいませんでした。
 また、スタンドにいる控え選手の声も素晴らしく、ときにはレギュラー陣にポジショニングの指示を出していました。スタンドの選手がここまで真剣に野球を見ているチームは珍しいです。

 練習は、バッティングローテーションを中心に見せていただきました。軸足の近くに棒を立てて、その棒に当たらないようにスイングする練習や、両手に短い竹を持ってのシャドウピッチングなど、工夫満載。放課後は内野しか使えない環境ですが、そのハンディを感じさせないメニューを組んでいました。

「オレ流指導論」には、沖縄・うるま市立あげな中の新垣和哉先生が登場しています。昨年度まではコーチとしてチームに関わっていましたが、この春から監督になられたようです(記事で知りました!)。
 新垣先生は、前任の与勝中でもコーチを務め、秋田全中準優勝。さらに、東浜巨(沖縄尚学〜亜大)も指導しています。
 あげな中では昨夏、全日本準優勝。今年の代も秋の新人戦で優勝して、全日本予選では優勝候補に挙げられていましたが、県大会で敗退。地元で行われる沖縄全中に気持ちを切り替えていることでしょう!
 
 ちなみに新垣先生は、沖縄尚学の出身。確か、2期生だったかと。当時は、部員がほとんどおらず、9名に満たなかったとか。いまの姿とはまったく違いますね。




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