2008年01月17日(木) |
今さらですが、よさこいリーグ |
今さらですが、年末に高知で行われた「よさこいリーグ」の話。
以前の日記にも書いていますが、明徳義塾中vs星稜中の名門対決は第1試合が1−1、第2試合が0−0の引き分けでした。 前夜、星稜中・田中辰治先生、明徳義塾中・佐藤洋先生と高知市内で飲んだときは、「決着がつくまでやりましょうよ!」と話していたんですけどねぇ(笑)。あれれ…。
試合は予想どおり、明徳・杓谷、星稜・西川の投げあいになりました。杓谷は左で120キロ台後半、西川は右の180センチオーバーの本格派で130キロ台前半。こりゃ、打てません…。でも、明徳は疲れの見えた西川を、最終回にとらえていました。このあたりはさすが。
明徳義塾高校の馬淵監督も観戦に訪れていました。興味深かったのは、西川についての話。西川は、腕が軸から離れて出てくるフォームのため、制球にややバラツキがあります。「もう少し、軸に近づければ…」と思うこともないですが、「ああいうのを直しちゃうと、あの子のいいところが消えちゃうんですよ。トレーニングで体ができて、体幹が強くなってくれば、自然に、直ってくるものです」と馬淵監督。へぇ〜、そういうものなんだ、と聞いていました。
もう一つ。この試合で勉強になったのは、バッティングで前足を着くタイミングです。 星稜ははやめに前足をついて、両足が着いた状態でボールを待つ。明徳は前足の着地をギリギリまでガマンして、前足が着いたときにはバットを振り出す。明らかな違いがありました。 ここで、馬淵監督の解説。 「前足を先に着いてしまうと、変化球に対応しにくいんですよ。うちの高校でも、ギリギリまで着かないように指導しています」 前足を上げて(あるいはすり足)から、下ろすまでの時間で、ストレート・変化球への対応をするのが理想とのこと。なるほど〜。
ひそかに、星稜中のバッティングがどう変わるか楽しみにしています(笑)。
まぁ、しかし、この試合が行われたのは12月29日のことです。こんな時期にまで野球ができる高知県、四国がうらやましいですねぇ〜。 ちなみにこの日の夕方、明徳義塾中の県外生は佐藤先生が運転するマイクロバスで高知空港に向かい、そこから地元へ。年に3、4度しかない帰省であります。試合中はさすがのオーラーが出ていますが、話してみると、当たり前ですが、14、15歳の中学生でした。
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