みのるの「野球日記」
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2007年10月25日(木) 「中学軟式野球」で見る秋の高校野球(2)

(1)で書き忘れたが、青森大会で昨夏の全中優勝投手、二戸市立福岡中出身の下沖が存在感を見せた。現在、光星学院の1年生。秋の初戦、ライバル・青森山田高戦で先発し、9回途中まで1失点の好投を披露。チームは1対2で敗れたが…。全中では130キロ台を連発していただけに、これからの成長に期待したい。

 東海地区では、静岡の代表3校で軟式球児が頑張っている。優勝した常葉菊川高の正捕手は1年生の栩木。浜松市立天竜中の出身だ。秋の御殿場交歓会で初めて見たとき、その強肩に惚れた。今夏の甲子園で1年生ながらベンチ入りを果たすなど、期待大の選手である。
 投手陣の一角を担っているのが萩原。こちらは昨夏、掛川東中のエースとして全日本少年軟式野球大会に出場している。

 静岡準優勝は東海大翔洋高。エースは左腕の望月。東海大翔洋中の出身である。小柄な身体を目一杯使う豪快なフォームが特徴で、2年前の全日本で準優勝を果たした。望月の試合は5試合以上見ているので、思い入れの強いピッチャーの一人だ。
 
 静岡3位は常葉橘高。ここでは、昨夏の全中で144キロを記録した、常葉橘中の庄司がエースに成長。3位決定戦では島田商を完封した。
 また、当時ショートで活躍していた藤沢もレギュラーとして頑張っているようだ。確か、180センチ近い身長があった藤沢。中学関係者の中には、「将来性では、藤沢のほうが楽しみ」という声もあったほど。大器です。

 三重の優勝は宇治山田商。エースは今夏の甲子園も経験した平生。出身は、小俣町立小俣中学校である。いつも取材で御世話になっている、濱口先生の教え子。中3の夏は三重県大会を制し、東海大会第三位に入っている。当時から「三重県ナンバー1投手」の呼び声高く、「ピッチャーとしては江川(ソフトバンク)よりも上」の声があったほど。甲子園では制球難で打ち込まれてしまったが…、悔しさをバネにさらなる飛躍に期待!

 すでに開幕している近畿地区では、郡山高のエース大江に注目。昨夏、奈良・広陵町立真美ヶ丘中学校のエースとして全中ベスト8に進出。変化球の出し入れができる絶妙なコントロールと、頭を使ったピッチングができるクレバーさが目立っていた。当時から、「郡山高校に行きたい」と話していたが、1年秋からはやくもエース。先週、綾羽高校に4−2で勝ち、センバツに一歩近づいた。
 なお、真美ヶ丘中のキャッチャー西山のスローイングも抜群だった。西山は天理高校へ進学している。



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