2006年02月20日(月) |
Newビヨンド、本日発売! |
またまた、新しいモデルのビヨンドマックスが発売されるようです。今日発売!
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/flash/422398 (日経BPより)
記事によると…。
「新型ビヨンドマックスは、芯を楕円形状にしてボールとの接地面を大きくとり、面でボールをとらえるように構造を変更した。芯を外しても本体がボールをとらえ、ボールの中心下20mmの位置を打撃した場合、現行品比で約30%ヒット性の角度に飛びやすいという」
よく分からない…。芯を楕円形状?! 何じゃそりゃ…ということで、ネットで調べていると、楽天市場のHPに図入りで詳しい説明がありました。
http://item.rakuten.co.jp/baseball-k/2tb-40440_2tb-40450/ (楽天市場より)
って、これを見ても、いまいち分かりませんが。ようは従来のビヨンドよりは飛ぶ、らしいということです。
ただ気になるのは、「芯を外しても飛ぶ」ということ。それでいいのでしょうかねぇ。 ただでさえ、これからの中学軟式野球界は「打球が飛ぶ」世界に入っていきそうなんです。中体連では来年度の新チームから新軟球に移行、全軟連ではすでに新軟球が使われています。これが、めちゃくちゃ飛ぶらしい。実験的に使っている中体連の先生も、その飛距離に驚いていました。が、しかし、「芯に当たらなくても、飛んでいってしまう」とも言っておりました。 その新軟球に加えて、「芯を外しても飛ぶ」という新しいビヨンドが組み合わさると、確かに今よりは長打が出るようになって、野球が面白くなるかもしれません。 面白いというより、硬式野球により近くなるでしょう。 外野手の定位置が、おそらく硬式野球なみの位置になり、軟式特有のライトゴロが減る。外野手が入るセカンドけん制も減るかもしれません。また、必然的に内野手の位置も下がると思うので、特にショート、セカンドには今よりももっと高い守備力が求められます。もちろん、外野への飛球が多くなるので、外野手の力、中継プレーの精度が重要になるでしょう。 というメリットもあれば…。 飛ぶ軟球にくわえ、飛ぶバットがあわせるために、「自分の力を勘違いしてしまうのでは」と危惧する先生もいます。「軟式で打てても、果たして高校で同じように打てるのか」と。
難しいところですね。 ただ、2002年にビヨンドが登場したことで、「打たなきゃ勝てない!」と考える指導者が増えたのは確かです。それにより、「軟式は打てないもの」と考えて、今まで守備や走塁を重点的に指導していた先生方が、バッティング指導に力を入れるようになったと感じます。なので、軟式野球特有の「詰まって打て」とか「とにかく叩いて弾ませろ」という指導は減ってきたように思います。
秋になり、新軟球が使われ始めたときに現場からどのような声が挙がってくるか。野球がどう変わるのか。そんなところに注目しています。
そんなわけで、Newビヨンドを買った先生方、今度感想を教えてください!
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