先日、自宅から約2時間かけて…、西武第二球場に行ってきました。小さい頃から、西武の大ファンなので、西武の取材となると、心躍るものがあります。西武線に乗るだけで嬉しくなってしまったり(笑)。
横浜高校からドラフト1位で入団した涌井秀章の取材。高校時代と比べると、お尻がでかくなりましたね。話ぶりも、高校時代より落ち着いたように思います。そしてなぜか、高校時代にはなかった訛りがチラホラと入っていたような。誰の影響だ?!
練習をちょこっと見ましたが、楽しそうにやっていました。涌井も「横浜高校のときより、全然ラクですよ」と。試合のない日は、全体練習は3時間ほどで終了。そのあとは、寮に引きこもりゲームをしているとか…。オイオイ…。自主練しなさい。
取材のもようは、6月10日発売の『中学野球小僧』に掲載されます。お楽しみに。中学時代にどんなことをやってきたのか、プロ入り後の想いなどなどを話してもらいました。
さて、第二球場で練習を見ていた中で、印象に残ったのがキャッチャー練習。全体練習終了後、ルーキーの星秀和と、3年目の上本達之が居残りで、キャッチャーフライの練習をしていました。キャッチャーフライ用のマシン(バッティングマシンをただ真上に向けただけかも?!)にボールを入れ、高々と上がるボールを何本もキャッチ。コーチからは「顔の前で捕れ!」「ヒザを柔らかく!」と指示が何度も飛んでいました。 特に星は、顔の前でなかなか捕れず、捕球はできるものの形が不安定。コーチに何度もダメ出しをされていた。 ルーキーはこういう形から、細かく指導されていくのか…。プロって、あまり指導をしない印象があったのですが…。キャッチャーフライの捕り方を、プロに入ってまで指導しているとは。
途中、なぜか外野手の松坂健太が乱入。ひとりだけ外野手用のグラブで、キャッチャーフライの練習に挑戦していました。ミスをすると、年下の星が笑ったりと、いい雰囲気。涌井も全体練習中に、先輩にヒザカックンを入れていたりした…。
気になった選手がふたり。 ひとりはルーキーの藤原虹気。195センチの右腕だ。高校時代、交通事故に遭ったため、まともな練習ができずにプロ入りしたとか。この日はダッシュを繰り返したあと、ブルペンへ。キャッチャーを立たせた状態で30球程度投げていました。おそらく5割ぐらいの力だと思いますが、やはり角度はすごい。投げ方も素直で変なクセがないので、体ができれば楽しみ。いまは「カモシカ」のような足です…。
もうひとりは2年目の左腕・松川誉弘。いじられキャラなのか、先輩から突っ込みを受ける場面が目立っていた。室内練習場では、なぜか2軍にいる野田浩輔と組み、立ち投げ。野田から、「テイクバックでヒジが背中に入りすぎ」「ヒジが下がっている」とアドバイスを受けていた。フォームで悩んでいる様子。会話を聞くかぎり、スリークォーターに腕を下げようとしているらしい。
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