みのるの「野球日記」
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●『中学の部活から学ぶ わが子をグングン伸ばす方法』(大空ポケット新書)

新刊が発売になりました。
しらかし台中(宮城)の猿橋善宏先生の
指導法などが掲載されています。
詳しくは、大空出版HPをご覧ください。
http://www.ozorabunko.jp/book/gungun/

●『グラブノート』(日刊スポーツ出版社)
BBA梅原伸宏さんのグラブ本。構成を担当しました。
親指かけ・小指かけの結び方、グリスの入れ方など、
グラブをよりよくするための方法が書かれています。

*ツイッター始めました
@mino8989 です。

2005年04月18日(月) in小松川三中

 昨秋の東京都大会の覇者、小松川三中に行ってきました。

 今日は新1年生の仮入部の初日。20人近くの1年生が、練習に混じっていました。「1年生に何を教えるのかなぁ」と見ていると、びっくりしたことに顧問の西尾先生は一切、口を出さず、3年生が1年生の指導をしていました。
 キャッチボールを始める前には、キャプテンが1年生の前に出て、小松川三中でやっているキャッチボールを細かく説明していました。素晴らしい! と思ったのが、キャッチボールの手順だけでなく、「なぜこういうやり方をするのか」ということまで、細かく教えていたことでした。

 西尾先生に聞くと、「合同練習をするときも、うちの選手に全部説明させていますよ。ぼくはほとんど何も言いません」と。
 中学生が、ほかの人に教えるというのは想像以上に難しいこと。言葉に詰まったり、言葉が出てこなかったりするのが普通ですが、小松川三中のキャプテンはしっかりと自分の言葉で、キャッチボールの意味を1年生の前で説明していました。

 実際にキャッチボールが始まると、1年生―3年生、1年生―2年生という組み合わせもあり、1年生はちょっと緊張しながらも楽しそうにキャッチボールをしていました。
 小松川三中のある江戸川区は、以前のような学区制がほぼなくなったということで、自分の意志で中学校を選べるようになりました。新入部員のほとんどが「強い三中でやりたい!」と入部してきた子で、西尾先生曰く「地元ではない子の方が多い」そうです。

 小松川三中は昨夏、東京都大会準優勝で関東大会に出場。しかし、初戦で全国制覇した習志野二中に接戦の末、敗れました。このときのバッテリーが2年生。当然、いまもチームの主軸として残っています。今夏狙うは、去年果たせなかった全中出場あるのみ! 


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