2005年04月14日(木) |
23区の高校は大変だ…。 |
日大豊山、安田学園の取材に行ってきました。前から思っていましたが、東京って大変ですね。改めて思いました。特に23区の高校。グラウンドないですよ!
豊山のグラウンドは、護国寺にある学校からバスで1時間。上板橋にあります。安田学園のグラウンドも両国の学校から(両国国技館のすぐそば)バスで1時間。こちらは千葉の鎌ヶ谷。ちなみにすぐそばには、関東一のグラウンドもあります。東京代表なのに、千葉で練習してるのかよ!って突っ込みたくもなりますが、それはしょうがない…。二松学舎大付も、千葉の二松学舎大沼南のグラウンドでやっているみたいですし。 冬場は、学校が16時前に終わるとすると、グラウンドに着くのは17時。「もう真っ暗になってる」と言ってました。
取材のために、過去の戦績を調べていたんですが、安田学園を調べてびっくり。夏の東東京大会で現在6年連続ベスト8以上、ここ3年はベスト4入りを続けています。学校としては、ベスト4が5回だそう。ただし、最高成績はベスト4まで。甲子園はもちろん、決勝にも勝ち進んだことがありません。でも、ベスト8以上を6年連続って、すごいことですよね。ここから頂点までのふたつが長いのですが…。
夏の大会取材はどうしても地元の神奈川優先になってしまうので、東京の試合までなかなか足を運べないのですが…。取材をして、監督や選手の話を聞くと、やはり応援したい気持ちが湧いてきます。といっても、どう考えても、東京と神奈川、両方の試合を見に行くのは不可能なのですが…。野球シーズンは体が2つ、いや4つぐらいは欲しい気分です。
豊山。春の大会、1年生が途中から試合に出ていました。てっきり、硬式出身かと思っていましたが、福島監督に聞くと、「あいつ軟式だよ」とのこと。チーム名を聞いてみると、これまたびっくりで、東京のケープシニアという軟式クラブでした。2000年に豊山が初めて甲子園出場したときのエース加藤も、ケープシニア出身。このケープシニア、東久留米(だったかな)にある軟式クラブチームで、昨夏は関東大会を勝ち抜き、夏の全日本少年軟式野球大会に出場していました(初戦で岡崎南中に敗退)。このときの主力が4人ほど、豊山に進んだそうです。
ちなみに4番を打つ2年生の福島選手は、足立球友会出身。何ともお堅い名前ですが、こちらは足立区にある軟式クラブ。名門です。
東京はなぜか、こういった軟式クラブが非常に多い。とくに下町に多いとか。町田にも。「学校に野球部がないのが普通」の地域もあるそうで、東京育ちでない自分にはちょっと分からない感覚です…。
話し変わり…。 先日の日記で書いたとおり、今週の土曜日は保土ヶ谷球場で横浜vs桐蔭学園、慶應義塾vs武相があります。県大会の3回戦。ビックネームが次々登場するので、「高野連儲けるチャンスだなぁ」と思っていたら、意外や意外、入場料無料でした。3回戦までは無料、という決まり(?)らしい。
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