みのるの「野球日記」
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●『中学の部活から学ぶ わが子をグングン伸ばす方法』(大空ポケット新書)

新刊が発売になりました。
しらかし台中(宮城)の猿橋善宏先生の
指導法などが掲載されています。
詳しくは、大空出版HPをご覧ください。
http://www.ozorabunko.jp/book/gungun/

●『グラブノート』(日刊スポーツ出版社)
BBA梅原伸宏さんのグラブ本。構成を担当しました。
親指かけ・小指かけの結び方、グリスの入れ方など、
グラブをよりよくするための方法が書かれています。

*ツイッター始めました
@mino8989 です。

2005年01月14日(金) ストレッチポール

 遊学館・山本雅弘監督が仕事のため上京。「慶應の上田さんと会いたい」と前々から仰っていたので、野球小僧編集部の方と一緒に慶應高校に行ってきました。この日は金曜日のため、ウエイトトレーニングの日。K−1選手から力士まで指導するサンプレイジムの宮畑会長が、直々に指導する日です。
 というわけで、初めてグラウンド近くにあるトレーニングジムに潜入。総工費2千万円をかけたとか…。でも、このお金よりも、もっと莫大なお金を投じて、ウエイトルームを造っている私学はたくさんあるんだろうなぁ。
 上田さんが、宮畑会長が最初に指導した日を振り返りました。
「どんなトレーニングをするかと思ったら、最初の15分は呼吸だけ。丸太を両手で持つようなイメージで姿勢を作って、ずっと呼吸。最初は変な呼吸だったのに、不思議なことにそのうち力が抜けてきて、いい姿勢になっていったんですよ」
 15分間も立って、呼吸だけに集中するって、一体どんな状態になるのだろうか。おそらく、意識した呼吸から、無意識の呼吸に変わる?!

 山本監督が非常に興味を示したのが、ストレッチポール。
http://store.yahoo.co.jp/109oasis/a5b9a5c8a5-1.html
 背中に敷いて仰向けに寝ることで、体幹部がグググ〜ッと広がり、非常に気持ちがいい(1回だけやったことがあります。買おうかと思ったが、置く場所がない)。
 宮畑会長のサンプレイでは、ストレッチポールに寝ながら、バーベルを上げたりするそうです。

 夕方まで、監督室で山本監督―上田さんの野球談義をたっぷり聞いたあとは、日吉駅前の中華料理屋で食事。慶應関係者&野球関係者が集まり、計9人となりました。輪の中心はもちろん山本監督。次から次へ出てくる、独自の理論、アイデアの数々に上田さんら慶應の方々は圧倒されていました。ぼくも取材で聞いたことのない話が、どんどん聞けて、「どこまで引き出しがあるのだろうか」と驚き!
 山本監督も、上田さんからツーシームやチェンジアップの話をしっかりと聞いていました。慶應vs遊学館、甲子園で見られたら最高です!
 上田さんは「こんな話が毎日聞けたら楽しいよなぁ〜。遊学館の選手がうらやましい!」。全くもって同感です。毎日聞いていたい! 

 数日後、金沢に戻った山本監督は早速、慶應高校の話を選手に聞かせ、練習にも取り入れたものがあったそうです。高校は手の内を見せず、隠している監督さんが多いと聞きますが…、こうやってお互いの理論や練習方法をディスカッションして、それを自分のチームに持ち帰るというのは、大変すばらしいこと! やっぱり、甲子園で見たい! 
 


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