2004年09月01日(水) |
金属バットがしなる?! |
8月31日付の日刊スポーツ21面に、軟式金属バットがデカデカと紹介されていた。その名もウィルソンから6月に発売された「ディマリニF2」。大人気で在庫切れが続いているそう。
「F2」の存在を知ったのは8月の関東大会でのこと。優勝した春日部東中が一本使っていた。記者席で見ているとき、埼玉の先生が「あのバット、F2って言ってさぁ…」と説明してくれた。説明はあんまり覚えていないが(笑)、とにかく飛ぶらしい。
試合後、春日部東中の部員にF2を見せてもらうと、現在バカ売れ中の「ビヨンドマックス」や「H−Zone」とは全く違う作り。芯の部分が柔らかいわけではない。 特長はバットの根元あたりに「HALF←→HALF」と書かれていたこと。それに芯の部分にカバーが掛かっていること(金属の上にさらに金属のカバーが掛けられている?)。
バットの写真はこちら。 http://store.yahoo.co.jp/baseman/14-03-dxjvn-85.html
日刊の記事によれば、ハンドル部(グリップ部)と打球部の素材を分ける世界初の「コンポジット・ハンドル」でしなりを実現したそう。ウィルソン事業部の方は「ゴルフのドライバーと同じで、シャフトをしならせてヘッドスピードを上げ、打球の飛距離を伸ばす」と説明している。
ネットで調べると、 <バットのテーパー部に、宇宙工学用素材のカーボンファイバーを使用し、バレル部に、ディマリニ社の新開発素材DX1を使用することによって、強力なしなりとトランポリン効果を実現。かつてない高反発を生み出します> との説明もあり。何だか、すごいバットだ…。
なお、日刊によれば、ビヨンドマックスは発売2年で8万本、約15億円を売り上げたそう! すごすぎ! それだけ草野球&中学野球の人口が多いということか。
ローリングスやZETTなども年内に飛ぶバットを発売する予定だそうです。ちなみにビヨンドもF2も約25000円。ほかのメーカーもこのくらいの値段で出してくるのは間違いなさそう。中学野球部にそんな予算はないぞ…。せめて、2万円以内にしてください。
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