ある日の午後。携帯電話が鳴った。着信音は「帝京高校応援歌」。中学野球部の先生からの電話は野球関係と分かるように、応援歌にしてある。というわけで、電話は中学校の先生から。第一声に驚いてしまった。
「いま、東北高校に来てるんだけど」 「え?!」 「若生監督と真壁くんに会って、幸せな時間を過ごしたよ。若生監督は心が広いし、真壁くんは好青年!」 「…」(いきなりの展開についていけず) 「で、真壁くんに、みのるさんのこと伝えたから。真壁くんのことを応援しているライターがいるからって。いま隣にいるから替わるね」 「はい?!」
「もしもし、真壁です」 「え?! あ、はじめまして」 テレビで見ていた高校生と、電話で話すって、かなり変な感じ。自分の自己紹介をしたり、「応援しているから」と告げたり、何だかよく分からない会話をしてしまった(笑)。 先生の言っていた通り、真壁は丁寧に対応してくれて、とってもいい青年。ほんの1〜2分の電話だったけど、人の良さを感じました。進路もすでに決まったということで、次のステージでの活躍を期待しています! 高校時代はダルビッシュの陰に隠れがちだったけど…、軟式出身者として末永く応援します! 頑張れ真壁賢守!!
電話は再び先生に。 「あ、若生監督も近くにいらっしゃるから、今替わります」 「え?!」(かなり動揺) 「もしもし若生です」 以降の会話は緊張のあまり、よく覚えていません(苦笑)。
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