みのるの「野球日記」
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2004年04月21日(水) 東海大相模の新1年生

 東海大相模の応援掲示板を見ていてビックリ。3回戦の日大戦で、新1年生の田中大二郎がスタメン5番で出場を果たしたそう。打撃成績までは分からないが…そうですか、いきなりスタメンですか。そっか、やっぱりすごい選手だったんだなぁ。。

 田中は明徳義塾中の4番ファーストとして、昨夏の全中で日本一を成し遂げている。兄は現在桐蔭学園3年の田中淳太郎。兄も明徳義塾中で全中制覇を果たしており、兄弟で中学日本一を経験した。

 全中で田中を見たとき、「ほんとに中学生?」と思った。いかにも4番ファーストというガッチリとした体つきで(智弁和歌山ー早稲田大の武内にソックリだった)、中学生とは思えぬスイングスピード。ついでにプレースタイルも中学生とは思えなかった。ファーストでのミット捌きも抜群。挟間監督は「田中がエラーしたのは見たことがない」と言っていたほど。言葉どおり、ショートバウンドの処理は中学生としては一級品。恐ろしい選手だ〜と思いながら見ていた。

 修徳学園中との全中決勝戦。田中の第二打席が印象に残っている。
 1−0と明徳中リードで迎えた4回裏。1死ランナーなしで田中。修徳中のマウンドにはエース磯部(現修徳高)。田中はカウント1−0から内角低目を右中間に弾丸ライナーで運び、二塁打を放った。確か、ビヨンドマックスを使っていたとは思うが、それでもとんでもない当たり。火を噴くような痛烈なライナーだった。その後、6番打者にタイムリーが出て、2−0と明徳中がリード。結局、この1点が決勝点となり、2−1で明徳中が2年ぶり3度目の優勝を遂げた。

 昨年秋頃、東海大相模へ進むという話を耳にし、早いうちに球場で見られるかもと思っていたが、こんなに早く出場しているとは…。田中が硬式出身であれば驚きはしないが、昨年8月まで軟式をやっていた選手。戸惑いはなかったのだろうか。全中から半年を経てどんな成長を遂げているのか。今週末の武相戦を楽しみにしたい。

 なお、全中優勝メンバーの明徳義塾中からは、1番サードの石丸健太も東海大相模入り。ミートセンス抜群のトップバッターで、彼も活躍が楽しみな選手のひとり。

 そして、全中ベスト4の相模原市立内出中(神奈川)のエースも地元東海大相模へ進学。ここ最近の相模は軟式出身者がエースとして活躍しているので楽しみ(硬式からもかなりいい選手が来ていると聞くが…)。軟式出なので、長い目でじっくりと育ててもらえれば、と思います。

→相模の軟式出身投手
 00年筑川利希也(相模原市立東林中)
 02年上津原詳(厚木市立睦合中)
 03年小林敦(東海大一中 *現東海大翔洋中)
 04年堀内久大(相模原市立新町中)

 堀内に次ぐ次期エースに小林の後輩・小泉圭市(東海大一中)に期待しているのだが、果たしてどうでしょう。武相戦で投げて欲しい。。



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