みのるの「野球日記」
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●『中学の部活から学ぶ わが子をグングン伸ばす方法』(大空ポケット新書)

新刊が発売になりました。
しらかし台中(宮城)の猿橋善宏先生の
指導法などが掲載されています。
詳しくは、大空出版HPをご覧ください。
http://www.ozorabunko.jp/book/gungun/

●『グラブノート』(日刊スポーツ出版社)
BBA梅原伸宏さんのグラブ本。構成を担当しました。
親指かけ・小指かけの結び方、グリスの入れ方など、
グラブをよりよくするための方法が書かれています。

*ツイッター始めました
@mino8989 です。

2003年12月25日(木) 努力

 先週の土日、豊橋で「第4回愛知トレーニング交歓会」(中学野球の選手、指導者対象)が行われた。 
 初日にはアドバイザーとして元中日の捕手・新宅洋志さんがいらしており、午前中は豊橋球場で技術指導、午後は豊橋商工会館で講演会が開かれた。

 講演会で印象に残った言葉がある。
「努力という言葉が嫌いです。野球選手であれば、素振りをしたり、走り込みをするのは当たり前のこと。それは努力でも何でもない」
 あ〜そうなだよな、と思わず頷いてしまった。

 うまくなりたければ、上で野球をやりたければ、自己を高めようとするのは当然のこと。たまに、帽子のツバに「努力」と書いたり、好きな言葉は「努力」と記す選手がいるけど、新宅さんの言葉を借りれば、「努力するのは当たり前」。

 新宅さんの話を聴きながら、「努力って言葉を安易に使っていたかも」と自分の文章を反省……。
「ひとつひとつの言葉を大事に」「常套句を使うな」などなど、色々アドバイスを頂いていたが、切羽詰まっているときはついつい逃げてしまうことがある……。
 書き手が「努力」だと思っていても、やっている選手からしたら「当たり前のこと」だと思っていることもあるんだろうなぁ。
 言葉は吟味して使わなければ……。

 新宅さんの技術指導。なかなか味のあるものでした。さすが、元プロ。自分も中学生のときに、レベルの高い指導に出会えることができたら、その後の野球人生も絶対に変わっていただろうなと思います。そんなわけで、家でシャドウピッチングやトレーニングをする今日この頃です。


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