2003年02月10日(月) |
中学野球(1) 全中プログラムから |
昭和54年、横浜スタジアムで第1回全国中学校軟式野球大会が開かれた。全国から16代表が集まり、初代王者には静岡の三ヶ日中が輝いた。 その後、第5回まで横浜で開催され、第6回以降は各地域の持ち回りで行われている。近畿、北海道、関東、東海、東北、中国、四国、九州、北信越という順番だ。昨年の第24回大会は奈良で開かれ、岡山の宇野中が初優勝を飾った。 過去には現在遊学館の監督を務める山本雅弘監督が率いていた星稜中が、第15回大会と第20回大会で優勝。また、一昨年は明徳義塾中が史上初の大会2連覇を達成している。 ちょくちょく日記で登場する、東林中卒業生の二人の投手も全中で活躍している。桐光学園の清原は第20回大会でベスト4に、東海大の筑川は第19回大会でベスト8に入っている。
と、なぜこんなことが分かるのかというと、今日、奈良大会のプログラムを手に入れたからだ。某事務局さんのご好意で、入手することができた。ずっと欲しかったものだったので、今日は時間があればプログラムを捲っていた。
登録メンバーのページを見て、少し驚いたことがある。名前、投打、背番号などの欄に、「性別」があることだ。16チームの全選手が「男」となっていたが、「女」が出場することに何の支障もないことを意味している。記載されている参加資格に、性別に関する事項は1行もない。 東林中・佐相先生によれば、「関東大会に出場した栃木の学校に、女子選手がいて、しかもキャプテンをやっていたのを見たことがある」とのこと。「技術的に見劣りはしなかった」とも話していた。先日練習試合を見に行った、某シニアチームにも女子選手が1名いた。監督曰く、「高校では女子硬式野球をやる予定」だという。
ちなみに、今年8月に行われる第25回大会は、北海道の番。岩見沢で開催されることが決まっています。行きたい!! でも、何で岩見沢? 札幌で良いのに……。
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