みのるの「野球日記」
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2003年01月06日(月) 東林中学 日本一への挑戦(3) 修徳中との合同練習【1】

 12月下旬。東林中・佐相先生からメールを頂いた。
「1月6日、修徳中と合同練習をすることになりました。修徳中の守備を学びたいと思っています」
 昨夏の神奈川県大会の決勝。守備の乱れから、上溝中に惜敗した。1年を通して、打撃では相手を倒すことができたが、負けるときは、小さな守備の綻びが原因だった。
「打ち勝てるチームを作りたい」と、佐相先生は頻繁に口にする。他県が主催する中体連の講習会には何度も「バッティングの講師」として招かれている。明徳義塾の試合を甲子園で見たあとは、「明徳みたいなチームを作りたい。打ち勝てるチームを作りたいよ!」と興奮気味に話していた。「打ち勝つ」ことにこだわりがある。
 でも、大会を勝ち進めば進むほど、「打」だけでは太刀打ちできないときがある。「堅守」が必要となる。
「昔はバッティング練習ばかりやっていたけど、最近は守備練習にも時間を費やすようになった。上に行ったときは、守り勝てないとダメなときもあるんだよね」

 合同練習を行う修徳中とは昨夏の関東大会初戦で対決。修徳中が5−3で勝利を収め、そのまま決勝まで勝ち進んだ。関東2位校として臨んだ全国大会では、初戦で大会3連覇を狙う明徳義塾中を下すなど快進撃を続け、3位に輝いた。「もし修徳中に勝っていれば……、全国への道が拓けたかもしれない」。東林中関係者の共通の想いだった。
 筑川がいたときも、関東大会の決勝で修徳中と対戦し、敗れている(当時の修徳中には、のちに東海大浦安で全国準優勝投手となった浜名翔もいた)。また、春秋には定期的に練習試合を行うなど交流がある。ライバルでありながら、お互い切磋琢磨し、レベルアップをはかっている。

 6日、東林中グラウンドで行われた合同練習。
 午前中は、佐相先生によるバッティング指導。昼休憩を挟んで、午後からは修徳中・小野寺先生による守備指導が始まった。

 


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