加藤のメモ的日記
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12.000年前、太平洋上に沈んだ幻の大陸
「遥かな昔、太平洋上にムーという大陸があった。そこには巨大な神殿とヤシの緑に縁取りされた、美しい7つの都市が栄え、人々はまばゆい太陽の下で何不自由なく暮らしていた...」
1926年、イギリスのジェームス・チャーチワードが著した『失われた大陸』の一節だ。実はこれが、ムー大陸研究の幕開けだった。チャアーチワードはイギリスの元陸軍大尉で、インドに滞在中、ヒンドゥー僧侶と親しくなった。そして、ある高僧から文字らしき模様が模様が刻まれた粘土板を手渡され、解読を命じられた。2年後読み解かれた粘土板には、遠い昔に母なる国「ムー」からインドへ渡ってきた「聖なる兄弟」と呼ばれる人々によって記された歴史が記されていた。
その後チャーチワードはチベット、タイ、太平洋島々などを回り、ムー大陸の遺跡を発見していく。彼によれば、ムー大陸はすべての行事と政府、宗教を司る王・ラ、ムーによって統治され7つの都市は火のような光を放つ不思議な金属で飾られていた。また彼らは航海術に優れ、東はアメリカ大陸、北はシベリア、西はインド・チベットと、その勢力を世界中に広げていったという。
ところが、12.000年前、突然大地が鳴動し、休火山が炎をあげる。噴火と地鳴り、地震によって大陸はうねり、沈み始める。そこに巨大な津波が襲い、大洪水の中、すべて手は海中に消え去ってしまったのだ。
ムー大陸の存在を示す遺跡はまだ見つかっていない。
『超古代オーパーツ』
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