加藤のメモ的日記
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2018年02月06日(火) 小室 突然の終止符

不倫騒動けじめ引退

音楽プロデューサー小室哲哉(59)が19日、都内で開いた会見で芸能活動からの引退を発表した。発売中の「週刊文春」で報じられた不倫疑惑について釈明する場だったが「騒動のけじめとして決意した」。きっかけは週刊誌報道だが、2009年に詐欺罪で執行猶予の判決を受け、その後も妻KEIKO(45)がくも膜下出血で倒れ、自分の体も満身創痍となったという。自分の音楽が必要とされているのか思案した末に「もはやここまでか」と決断した。

音楽制作に限界

「引退」の二文字は、冒頭の挨拶でいきなり飛び出した。「皆様にご迷惑をおかけしたことにお詫びすると同時に、僕なりの騒動のけじめとして引退を決意しました。約150人の取材陣から驚きの声が上がった。往診を受けていた看護婦との不倫疑惑について釈明する場だったが、一時代を築いたヒットメーカーは、前夜にしたためた文書を手に、疑惑を否定すると同時に、引退に至った経緯を話し続けた。

自分の音楽を最も理解してくれた歌手の一人、KEIKOが病に倒れ、音楽への興味を失った。以前のように一緒に音楽に取り組もうとといった試みも効果がなく、この日は「職業である歌手としてのKEIKOは、やっぱり大きな存在でした」と寂しそうに語った。

自分も2012年にC型肝炎を患った。薬の副作用で足を骨折したり、介護のストレスで摂食障害や睡眠障害と診断を受け。昨年8月には一時入院もした。ほぼ同時に突発性難聴も発症。時間や場所を選ばずに往診に来てくれたのが、不倫疑惑を伝えられた看護師だった。「精神的な甘えから、互いのプライベートの悩みや心配事も話し合うようになった」

音楽制作に限界を感じ始めた時でもあり、看護師に対する精神的な依存度が高まった。そんな矢先の週刊誌報道を「(引退決意の)起爆剤になったというか、頭をもたげていたものが急に出てきた。昨年末くらいから、何かこういう事態が起こるのではないかという胸騒ぎがあった。僕から言うと戒めかな。もはやここまでかなと思いました」。


『日刊スポーツ』1.20


加藤  |MAIL