加藤のメモ的日記
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| 2017年01月24日(火) |
安倍政治の総決算 �� |
中園元首相の足元にも及ばない「安倍政治の総決算」
安倍晋三首相の通算在職日数は1830日を超え、すでに中曽根元首相の1806日を抜いて戦後歴代4位となっている。このまま今年3月の自民党大会で総裁任期が延長されれば、5月末には小泉純一郎元首相の1980日を超えて3位となる。さらに次の衆議院選挙にも勝てば、再来年の201年8月に戦後歴代1位の大叔父・佐藤栄作元首相の1798日を抜き、同年11月には明治初期の桂太郎元首相の2798日を抜き、同年11月には明治期の桂太郎元首相のい2798日を抜き、同年11月には明治初期の桂太郎元首相の2886日を上回って歴代最長を更新する可能性もあり、長期政権として歴史に名が刻まれれることになる。
しかし、改めて問うてみたい。安倍首相はその栄誉に値する政治家なのだろうか、と。安倍首相は昨年からしきりに「戦後政治の総決算」を強調し、アメリカ・オバマ大統領広島訪問、ロシア・プーチン大統領との平和交渉、さらに年末のハワイ真珠湾訪問と、それを目指した外交を矢継ぎ早に展開している。
だが、もともと「戦後政治の総決算」というスローガンを作ったのは30年前の 中曽根元首相である。安倍首相はその中曽根元首相の通算在職日数を超えたわけだが、政治家としての評価は別だ。今のところ、安倍首相は中曾根元首相の足元にも及ばないと思う。私はたまたま、この二人の政治家それそれと会食した経験がある。中曽根氏には首相在任中、アドバイザーとしてたびたび呼ばれたが、会食とは名ばかりで、いつも料理をゆっくり食べている暇はなかった。事前に質問をたくさん考えていて、それを次から次へとぶつけてくるからだ。そして私の返答を小さな紙に書き留め、「大前さんの言うことは、」つまりこういうことですね」と1項目ずつ復唱しながら確認するのである。
また、秘書を介して私が海外で英語で講演した時のビデオを4〜5本借りていったこともある。理由は、私がアメリカで英語でスピーチする際の言い回しやパフォーマンスのポイントをべんきょうするためだった。そういう中曾根元首相の努力と集中力には頭が下がった。
一方、安倍氏と会食したのは、第一次政権を途中で投げ出した後、第二次政権が誕生する半年ほど前の、捲土重来で首相に復活したいと考えていたころである。とある経済人を介して会うことになったのだが、その時は自分が成立させた国民投票法で憲法改正を実行するという強い意欲を示していた。それは私が考える会見とは全く方向が違っていたが、改憲への並々ならぬ決意は感じた。しかし、それ以外のアジェンダや政策については、ほとんど印象に残らなかった。
週刊ポスト 1.13
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