加藤のメモ的日記
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2016年12月30日(金) 腰椎変性すべり症

その痛みを治すのは整形内科医

腰痛の原因は「腰椎変性すべり症」と診断された70代のD子さんは、鎮痛剤や漢方薬などの治療を5年間も受けてきました。「あとは手術しか治療法はない」と主治医に言われ、D子さんは手術以外の治療法を探し、住田憲祐医師の行うAKA博田法にたどり着いたのです。

初回の治療後、D子さんは次のように感想を話しました。「AKK=博田法を受ける前は不安でしたが、治療自体は腰のあたりを優しく触られているという感じでした。ちょっと拍子抜けで、逆にこん優しい治療法で良くなるのかと心配になるくらいです」と。「AKK=博田法では初回の治療後1週間程度は憎悪します。しかし、その後は徐々に痛みは軽減していきます」と住田医師はいいます。そのように、D子さんの腰痛は一か月後には「前より軽減」、三ヵ月後には「腰痛はだいぶ良くなりました」との経過をたどりました。それで確実になったのは、D子さんの腰痛の原因には仙腸関節の関節機能障害が潜んでいた、ということ。そして、住田医師がアドバイスします。

「腰痛で苦しんでいる患者さんが、エックス線などの画像診断で腰痛変異すべり症症が認められると、それだけが腰痛の原因だと思ってしまいます。しかし、D子さんの腰痛がAKA博田法で改善したように、仙腸関節の機能障害が潜んでいることが多いのです。腰痛変異すべり症が腰痛の原因と言われた患者さんは、仙腸関節の機能障害も疑ってみるべきです。

仙腸関節の関節機能障害は画像診断では見つけられないので、ほとんど見逃されています。また、D子さんのように”注射や手術など痛みを伴う治療は怖い”と思っている方でも、AKK博田法は痛みがないので安心して受けられます」

(協力・望クリニック住田憲裕副院長)

『日刊スポーツ』1.6





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