加藤のメモ的日記
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世界が呆れて見ている「尖閣と竹島」 日本・中国・韓国 どこの言い分が一番正しいのか
日本批判で結束する習近平&朴コンビ
「日本はいつまでたっても中国と韓国との関係を改善できない。それどころか、安倍政権になって、ますます悪化している。このことは外国人には理解不能です」こう嘆くのは、日本に計15年の滞在経験を持つ、パリ政治学学院国際研究調査センターのジャン=、マリー・ブイズニー教授である。歴史問題を巡って中国・韓国と対立を深める安倍政権に対して、ヨーロッパ人は手厳しい。前出のオードリッチ氏も続ける。
「安倍首相は毎月、外遊に出て中国批判を展開していますが、安倍首相の外交努力は、労多くして功少なしです。なぜなら安倍首相がいくら中国批判を説いても、中国に公然と歯向かおうという国は皆無だからです。どの国も日中を天秤にかけ、両国から最大の利益を引き出そうとしているだけのことです。同様に、こうした安倍首相の外交努力は、欧米社会には何の影響も与えません。なぜなら、どの国のメディアも報道しないからです」
安倍首相の歴史認識については、同様にアメリカ人も手厳しい。テンプル大学のジェフリー・キングストン教授が語る。「安倍首相の対中政策と、対韓政策に関しては『D』(落第点)を付けざるを得ません。安倍首相の言動が、日本の対米関係にも影響していることを知るべきです」米有力シンクタンクのイースト・ウエスト・センターのデニー・ロイト上級研究員が、さらに解説する。
「安倍首相が、日本国民、とりわけ若年層の支持を得て国家の威信を高めたいと願っていることは理解できます。だが、国際的な見地からいえば太平洋戦争のの日本軍の蛮行による生傷に塩を塗るような、安倍首相の一連の言動は遺憾としか言えません。本来ならアメリカ・日本・韓国の3ヶ国は一枚岩であるべきです。自由と民主主義を重んじる3ヶ国が、アジア太平洋地域の自由と民主主義を守るために結束するというのが、あるべき姿です。そうあってこそ、台頭著しい中国を牽制できるのです。それなのに、日本が足並みを乱すため、戦略的に損なことになっているのです」
アメリカの新進気鋭の日本研究学者であるウェイクフォレスト大学のロバート・ヘリヤー准教授も続けて言う。「今年の8月15日の終戦記念日に、安倍首相が3人の閣僚を靖国神社に参拝させ、かつ自身も今後の参拝の可能性について態度を曖昧にしているのは、大変遺憾です。そういった安倍首相の姿勢こそが、中国や韓国との軋轢を生んでいるという自覚を持つべきです。安倍首相は、8月20日にドイツのメルケル首相が、ドイツ南部のダッハウ強制収容所を訪れたことを知っているのでしょうか?」
この時のメルケル首相のダッハウ訪問に関しては、中国と韓国のメディアが一斉に同様の報道を行なった。すなわち、「安倍首相はメルケル首相を見習え」という次のような論調である。<ドイツは心から歴史を反省し、2度と繰り返さないための努力をしている。それ比べて安倍首相は8月15日の式辞で、1993年以来、慣例となっていた「中国や韓国など隣国への反省と哀悼の意」を故意にネグったのだ。歴史の負債を背負った国の指導者が、どうのようにして国際社会の尊敬を得るのか、安倍首相はメルケル首相を見習うべきである〉(8月22日付、中国国営新華社通信)
〈メルケル首相の行為は、日本の安倍首相が敗戦の日に、侵略と植民地支配に対する反省・謝罪をしなかったことと、あまりにも対照的だった。メルケル首相が謝罪を続けるのは、ドイツ国内でネオナチの動きを封じる意味もある。それに対して安倍首相は、むしろ閣僚たちの右傾化を激励しているのだ。まさにここに、今のドイツと日本の違いがある〉〈同日付、韓国『東亜日報』〉
『週刊現代』2013 9/21
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