加藤のメモ的日記
DiaryINDEX|past|will
| 2013年10月04日(金) |
世界30カ国の軍事力 �� |
総合部門は米国がトップ
「特殊部隊戦力を順位化するなら、質量ともに優れたアメリカがトップ、2位はロシア、3位は質が圧倒的な中国、続いて北朝鮮、韓国の順でしょうか。北朝鮮同様に、韓国も特殊部隊員の数は多いんです」(菊池氏)北朝鮮の入賞は唯一「特殊部隊戦力」部門のみだ。「身も蓋もな言い方をすれば、戦争力は核を持っている国の勝ち。従って、安保常任理事国5カ国の独壇場ですよ」(防衛省関係者)
これら5カ国(米ロ中英仏)に共通するのは、いずれも核兵器を持ち、空母と原子力潜水艦を保有している点だ。「原子力潜水艦は燃料補給が必要ないため、長期にわたる作戦が可能です。さらに、敵に捕捉されにくい海底に潜む原潜から発射されるSLBM(郭弾道ミサイル)は究極の兵器です」(黒柾氏)これら5カ国の中でも、ケタ違いの強さを誇るのが米国だ。「装備の質量・国防予算の額がずば抜けています。世界中で米国のみが、72時間以内に世界のどのエリアにも必要な兵力を投入できる能力があります」(菊池氏)
その強さは、「米国は全世界を相手にしても勝てる」といわれるほど。陸海空の三軍に加え、”第4の軍隊”と呼ばれる海兵隊だけでも、「ほとんどの国の軍相手に、対等か、それ以上に戦える」(防衛省関係者)問いから驚きだ。米海兵隊は、歩兵のみならず、FA-18戦闘機、F-35ステルス戦闘機、垂直離着陸機オスプレイといった航空装備、空母機能も兼ねたワスプ級強襲揚陸艦などの海上装備も保有する”スモール軍隊”。予備役を加算すれば、ちょうど陸海空自衛隊の総兵力と同程度の精鋭軍団だ。
「米国は、プレデターやグローバルホークといった無人航空機分野でもパイオニア。今後、戦争の概念を一変する新兵器が登場するなら、それは米国でしょうね。総合戦力はもちろん、陸海空軍のどれを取っても米国のトップは微動だにしません。2位はロシア軍ですが、米国との差は恐ろしく開いています」(黒金氏)米国と同盟を結ぶわが国だが、専守防衛に特化した自衛隊ゆえ、総合部門でも上位入賞はならない。
「それでも陸、海は5位入賞です。陸は部隊の錬度の高さと国産高性能戦車を保持している点が高評価。海は、帝国海軍以来の外洋海軍運用能力の高さと、イージス艦や、”日の丸空母”と呼ばれる『いずも』型の進水がポイントです。空だけ入賞を逃したのは、爆撃機を持てないことと、ステルス機を自国開発できていないからです」(前同)国産ステルス戦闘機は、「心神」(しんしん)のコードネームで現在、試作機の組み立てが 始まっているため、今後に期待できるだろう。
自衛隊が金2銀1の大健闘
ランク入りは逃したものの、注目の国もある。「筆頭はインド。核保有国でもあるし、南アジアの重鎮といってもいいでしょう。空母に加え、自国開発のアリハント級戦略原潜を持ったため、軍事大国といえます。続いてシンガポール。ここ10年でハイテク装備を続々導入し、戦闘機はF-16、戦車はドイツ製のレオパルト2、世界最強とされるアパッチ攻撃ヘリにフランス製のステルス・フリゲート艦と、身を見張るものがあります。(菊池氏)
核開発が話題のイランや内戦中のシリアは、「イランの装備は旧式。だからこそ、核開発に血道をあげるのでしょう。シリアは陸軍中心の国で、装備は旧ソ連製。素人も入り混じる反政府軍に反撃され、化学兵器を使用したところをみると、その実力は推して知るべし」(前同)。個別部隊では、日本は個別競技なら、「金2つ、銀1つ」を獲得できるでしょう。「対戦車戦闘能力は金でしょうね。陸上自衛隊の10式戦車は、世界唯一のネットワーク化を実現した最強戦車です。蛇行走行しながら、百発百中で敵を撃ち抜きます。これに敵う戦車は今のところ存在しません」(同)
敵潜水艦を補足・攻撃する対潜哨戒能力も世界一。「サブマリンハンターの異名を持つP-3C哨戒機を70機以上運用しています。アメリカを除けば、こんな国はありません。後継機の国産哨戒機P-1は、P-3Cを大きく上回る能力を持ちます。護衛艦に搭載された哨戒ヘリSH-60Kも、世界最強の哨戒ヘリです。海上自衛隊の対潜哨戒能力は断トツでしょう」(黒金氏)日本は、航空戦の花形、対戦闘機戦闘力でも健闘。旧式のロッキードF-4で米空軍のF-15を撃破。零戦の時代からドッグファイトは日本の18番なんですよ」(前同)軍事にもお家柄は出る。
『週刊大衆』9.30
|