加藤のメモ的日記
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2013年10月03日(木) 世界30カ国の軍事力 ��

かっての帝国主義時代とは違い、現在は「他国の領土を掠め取ろう」というコンセプトで軍隊はつくられていない。自国の防衛、海洋権益などを確保するために軍隊は存在する。「露骨な拡大主義を取っているのは中国ぐらいですね。彼らには、清の時代の最大版」を復活させたいという野心がある。加えて、尖閣諸島に代表されるように、資源の埋蔵する地域も手中に収めようとしているんです」(外務省関係者)

そうした国の軍隊は、兵員や物資を運搬・陸揚げするための強襲揚陸艦(ようりくかん)、外洋で戦闘機やヘリの基地となる航空母艦を配備しようとする。中国軍にはこれがピタリ当てはまる。「ウクライナから中古で買って、改修した空母『遼寧』(りゃおにん)が就役。エアクッション揚陸艇4隻、小型揚陸艇2隻を搭載できる大型のドッグ型揚陸艦『玉昭』(ゆちゃお)型を南海艦隊に3席配備。これらは大規模な上陸作戦に備えている証拠です」(軍事記者・黒金氏)

中国軍は陸軍主体だったが、近年、海空軍力の整備に血眼になっている。「チャイニーズ・イージスと呼ばれる旅洋�況振鄰犂呂筺⊆幼�40キロ級の対空ミサイルを搭載したフリゲート艦など、近代的な軍艦が次々と就航しています」(前同)補足すると、イージス艦というのは、米国が開発した対空防衛能力が高い護衛艦のこと。軍隊の天敵は、空からやってくる戦闘機やミサイル。これらを高性能レーダーで瞬時に補足し、すぐさま対空ミサイルを発射して撃墜するのが、「イージスシステム」だ。

海上自衛隊も「こんごい」型、「あたご」型の二種類のイージス艦を運用するが、イージス艦を持っているのが一流の海軍の証しなのだ。「中国空軍も近代化を遂げています。ロシアのスホイ27をライセンス生産した電撃10戦闘機など、世界標準の戦闘機を運用しています。一応、次世代ステルス戦闘機という触れ込みの電撃20も開発しており、侮れません」(同)海空軍の目覚ましい近代化に加え、”人海戦術”で有名な160万人の兵力を擁する陸軍。さらには、190発の核弾頭が実戦配備されている中国、ならばさぞかし精強な軍隊かといえば、さにあらず。

現代戦の勝敗は、陸海空軍が三位一体となった統合運用能力で決するとされています。この点、中国軍は日米に大きく後れを取っています。、また、中国軍は7つの軍区に分かれていて、それぞれにお山の大将がいるため、統制がとれていません。兵器の密売など、風紀の乱れも指摘されており、実戦となれば期待通りの実力は発揮できないでしょう」(軍事ジャーナリスト)

中国はいまだ、”軍閥”か割拠する時代から抜け出せていないようだ。「中国は核を持つため、肉を切らせて骨を断つ戦争はできる。ただ、国連が機能し、NATOのような集団安全保障体制が整っている現代においては、第二次大戦のような総力戦は起こり得ない。現代の戦争は、領土をめぐる局地紛争の類。中国軍は、こうした現実的なシナリオに対応できていない」(防衛省関係者)

自衛隊は、相手国に攻め入って占領する軍備を持たないが、局地的な紛争への対応は万全。部隊の士気、錬度、兵器の質および可動率(すぐに運用可能な装備の割合)も世界トップクラスとされるため、実は””戦争力はかなり高いとされる。自衛隊が弱いと考えているのは日本人だけ。世界的に見れば、日本は優秀な戦力を持っているというのが、共通認識です」(軍事ジャーナリスト)それでも中国軍は、総合戦争力では米ロに次ぐ第3位。陸軍力も同様で、海軍力は5位入賞ならず。空軍力ではギリギリ5位といったところ。

では”中国の子分”北朝鮮はどうか。「装備の数こそ多いですが、旧式の骨董品ですよ。北朝鮮はまともに戦っても勝ち目がないので、核開発による”恫喝外交”に頼るしかないんです。(前同)それゆえ、18万人ともいわれる特殊部隊も北朝鮮の命綱だ。若き将軍様から命が下れば、国内外の特殊部隊員が一斉に破壊工作や、ケリラ戦を開始する。

特殊部隊が活躍する戦闘は、「非対称戦」と呼ばれ、近代戦では重要視される。米軍には対テロ戦闘を得意とするデルタファース(陸軍)、長期にわたる敵地潜入を得意とするグリーンベレー(陸軍)、ビンラディン急襲作戦を成功させたネイビーシールズ(海軍)がある。ロシア軍には百戦錬磨のスペツナズが、イギリス軍には世界最強と称されるSAS(陸軍特殊空挺部隊)が、自衛隊にも特殊作戦群(陸自・習志野)が存在するなど、いずれの軍隊も特殊部隊を持っている。


『週刊大衆』9.30


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