加藤のメモ的日記
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2013年08月02日(金) 父・金正日と私 ��

金正男独占告白

”放蕩息子の正体”

金総書記には3人の息子がいる。長男の正男氏、母親は成恵琳。二男の正哲氏、母親は高英姫。そして三男の正恩氏だ。母親は同じく高英姫。金総書記死後、3人の明暗ははっきりした。正恩氏は後継者として、軍の最高司令官にまで上り詰めた。長男の正男氏、二男の正哲氏は完全に「枝葉」扱いされた。正男氏は、どうやら一時的に帰国し、遺体と対面した可能性が高いが、平壌に長く留まることは許されなかったようだ。正哲氏も、いずれ国外で生活するとの見方もある。

葬儀が終わった2012年1月、正男氏は私へのメールで「常識的に考えて、世襲を3代続けることに同意することはできないでしょう。37年間続いた絶対権力を、2年ほど後継者教育を受けただけの若者が、どうやって受け継いでいけるのか疑問だ。正恩は単なる象徴となり、これまでのパワーエリートが実権を握るだろう」と見通した。

事実、正恩氏は父の死去後の哀悼期間中に、北朝鮮を脱出しようとした住民に厳罰を指示し、住民から反発が出ているとの報道や、「父の遺訓」だとして北朝鮮国内で外貨の使用を禁じる命令を出したといった不穏な動きも伝えられている。父親以上の強硬で非常な指導者になる可能性もあり、中国のネットには2012年初め、北朝鮮で軍事クーデターが起きたというデマが流れ、当局が規制に乗り出したほどだ。

金総書記死後、正恩氏は「領導者」と呼ばれた。北朝鮮の権力序列一位になり、名実とともに後継者となった。しかし、若さと実績不足を指摘されている。今後ますます人民が窮乏をきわめ、不満が高まってくると、「中東の春」のようなことが北朝鮮でも起こらない保証はない。その時体制崩壊だけは断固として避けなければならない中国はどう出るのか。人民軍を最優先する「先軍政治」の正恩氏とは真逆の路線、つまり、中国型の改革・開放を唱える正男氏がクローズアップされてくるのは間違いない。正男氏は中国の保護課にあるのだ。現代の北朝鮮でも、朝鮮王朝時代と同じ争いが起きないといは言えないはずだ。

2010年11月3日

メール確かに受け取りました。質問に返事を差し上げます。私の10月9日付テレビ朝日とのインタビュー内容、とくに「三大世襲に反対する」という大きい課題に対する自分の発言を巡り、解釈が入り乱れていたと理解します。「三代世襲」というのは、過去封建王朝時期を除いては前例がないことで、常識的に社会主義に符合することもないことは、世人が共感する現実です。

また、三代世襲に最も否定的だった父親が、今日これを押し切ったのには、それくらいの内部的要因があったと信じています。個人的考えですが、いわゆる「白頭の血統」だけを信じて従うのに慣れた北朝鮮の住民たちに、その血統でない後継者が登場する場合、面倒なこともあったことだと考えられます。北朝鮮が今後集団指導体制に行くにしてもその中心を「白頭の血統」にしない場合、権力層を維持できないと判断して、北朝鮮の内部的特殊性を考慮して「白頭の血統」に続く「三代世襲」を断行したとみています。

私は三代世襲には反対します。しかし北朝鮮内部の安定のために三代世襲を押し切らなければならなかったとすれば、これに従わなければならないといいました。北朝鮮の内部安定は皆に有益なためです。北朝鮮の内部混乱は地域の混乱を持ってくる可能性のある危険なことだと考えます。


加藤  |MAIL