加藤のメモ的日記
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2009年07月29日(水) ニンジン

ガンに対して免疫が大きな意味を持つ例をもう一つ上げてみましょう。ガンの種類も進行状態も、そして年齢も治療法もまったく同じ患者がいたとします。ところが一方の患者のガンはどんどん増殖し、一方の患者のガンが縮小していくということが実際に起こりえるのです。ではなぜこんな結果が起こるのでしょうか。

ガンの臨床医は一様に精神神経免疫学というものがあり、ストレスと免疫、ガンの心身医学などによると、人間の免疫力は感情の移入によって左右されるといっています。素直で模範的ながん患者のほうが、わがままな患者よりかえって生存期間が短いことをガン専門の臨床医は経験的に知っているのです。これらのメカニズムについては現段階では不明ですが、米国立願研究所で手術後の経過の悪い乳がん患者の再発病状について追跡調査したところ、文句の少ない患者ほど死期が早く、生存した患者は常に医師、看護婦に対して訴えが多く、手のかかる患者であったことがわかりました。

そしてさらに患者の血液検査の結果、抑うつ、不安など心理的な訴えの多い患者ほど、ウィルス感染細胞をやっつけるリンパ球であるナチュラルキラー細胞が活発だということもわかったのです。

これは模範患者にとってはつらい抗がん剤や放射線治療に対してじっと耐えること自体がストレスとなってしまい、そのストレスのために免疫力が低下してしまうことでよく知られていることです。つまりそのストレスが死期を早めてしまうのです。したがって心の持ち方一つでガンに勝つ人、負ける人が決まるという結果が出てくるのです。


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高麗ニンジンと普通のニンジンは違う。高麗ニンジン(朝鮮人参)はウコギ科で、スーパーで売っているにんじんはセリ科でまったく別の植物である。



『ニンジン・アルカロイドの奇跡』


加藤  |MAIL