加藤のメモ的日記
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2008年12月10日(水) 大麻中毒

先日、テレビで大麻の特集があった。それによると大麻を吸っていると次第に耐性ができて効かなくなる。次第にアヘン、コカイン、マジックルーム等と、より重いほうにステップアップしていく。亡くなった筑紫哲也氏は以前自身ののホームページで、大麻は害がなく彼自身もアメリカで吸っていたと書いていた。この文章が学生たちの大麻に対するハードルを下げた要因の一つにもなったのかもしれない。

しかし現実は違うようである。大麻による自殺は多く、年間二十人ぐらいとのことだ。過剰摂取による死亡らしい。かって大麻を吸っていた人は、今でも吸いたい気持ちは消えていない、今日一日は吸わないが明日の自分はわからないと言う。この点がタバコとはケタが違う。私はタバコを止めて間もないころは、時々吸いたい衝動に駆られたがやれやれやっと止められたと、内心喜んでいた。

テレビではダルクという薬物依存症のリハビリ施設を放送していた。社会復帰できる人は三割ぐらいで、一〜二年かかるということだ。残りの七割の人たちのことは触れなかった。廃人になったのだろうか。そこの入所者は「今日は使わないことを一日一日ずっと継続していくしかない」と言っていた。

タレントの加勢大周は大麻と覚せい剤を所持していて逮捕された。彼は高校の時から始めたそうだが、四〜五年間吸っていたことになる。覚せい剤を持っていたことが彼のキャリアを推察できる。検察は今日、二年六ヶ月を求刑した。


加藤  |MAIL