加藤のメモ的日記
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いささか過去のこととなった2001年の911テロだが、米政府の説明を信じれば、19人の過激なアラブ系のハイジャッカーはナイフという武器だけで、8人のパイロットと乗務員全員を制圧し、4機の大型ジェット旅客機をほぼ同時に乗っ取った。2機の航空機、11便と175便のハイジャッカーは地理もよくわからないままニューヨーク上空に達し、低空からWTCビルに激突させた。
93便はオハイオ州の上空で向きを変えて、ワシントンに向かった。その間に乗客たちの何人かはハイジャック犯と格闘し、また何人かは携帯電話から電話をかけたが、結局はペンシルベニア州に墜落した。不思議なことに合計4機の攻撃を妨害するものは何もなかった。国の安全保障を預かる人たちは、なぜ何の抵抗も試みなかったのか。快晴の昼の中、戦闘機は一機も現れなかったのである。こんなことが本当にありうるのだろうか。米国の諜報機関は、卓越した情報収集力と最新鋭の機器を所有しているのに、なぜかWTCビルの攻撃を事前に察知できなかった。それが事実なら関係者は司法当局の追及を受けるべきだが、そんなこともなかった。
おそらく彼らは上層部から計画を知らされ、情報の漏洩も関与も禁じられていたのではなかろうか?こうした見方が当時全米で広まった。911の攻撃は米国のシンボルに向けて行われた。国防総省は軍事力、国際貿易センターは金融の中心だが、これはイスラムやイラクにとっては何の徳にもならない。最も重要な疑問はこれが戦争なら、敵とは一体誰なのだろう。
私は次のように結論付けた。敵は私たちの目の届くところにいる、ある目的を持った組織でそのメンバーたちは連邦政府レベルの重要な政策決定機関に身を置いている。彼らは米国の財政を支配しているだけでなく、軍全体を掌握して部隊の配備や命令もできる立場にある。法律で禁じられている州兵軍の派遣も含めてである。
世界金融の中心WTCビルには約5万人が勤務し、一日に10万人前後が出入りしていた。ここに勤務する4000人ものユダヤ人が、事件の当日に休んだ。当日、4000人ものユダヤ人が、その時間に勤務していなかったことがヨルダンとベイルートのテレビによって報じられ、パキスタンでは国民の70%がその報道を信じている。同時多発テロの直前、なぜか米航空母艦がニューヨーク方向に向きを変えた。これは不測の事態への対応だったと思われる。
著名なジャーナリスト、ミシェル・スタインバーグも次のように述べている。 「イラン政府筋は、911の大惨事を引き起こしたテロリストのネットワークに、英国のある種の機関が関与しているのではないかと疑っている。以下は影の政府・超国家勢力にに詳しいデービッド・アイクが示した、同時多発テロの首謀者とその目的に関する見解である。「911大惨事が、ブッシュ大統領の認知の下に合衆国の最も高いレベルと秘密諜報部によって組織化されたという事実がある。同時多発テロは歴史上、最も鮮やかで効果的な一撃になった。まったく明確さを欠いた目的や、残忍きわまるという理由だけでは行えない攻撃だった。
同時多発テロは米国人に二つの感情しか残さなかった。アラブ人への憎悪と、イスラエルへの全面支持である。あの忌まわしい9月11日、WTCビルや国防総省に突っ込んだ航空機の、ターゲットに向けた正確さはどうだろう。ほんの一瞬で行われた、なんという精妙な芸当だろう。数ヶ月は要したであろう計画と訓練、攻撃の調整ぶり、これらのことを考慮に入れると同時多発テロはアラブの仕業ではなく、イスラエル・モサドの計画だったという疑いが濃厚だ。このような調和のとれた襲撃はモサドだけが思いつき、計画を立て、実行する能力を持つ。
もちろんその上層には米国や英国を操る、超国家勢力の協力がある。それを成功させることによって、米国人の憐憫の目を、ますますイスラエルに向けさせることができ、さらに継続的な物質援助を勝ち取ることが可能になるのだ。911にはイスラエルが関与しているとする意見は少なくない。以下は、スポットライト紙の創設者W・Aカーとが、アメリカン・フリー・プレス紙に寄せた記事の抜粋である。
「米国民は、いま邪悪な勢力の支配下にある。これほど米国がイスラエルに汚染されているとは驚きである。米国人にとって真の危機は、アフガンでもイラクでもない。この悲劇を演出した邪悪な天才たちの中にあるのだ。彼らは米国民を戦争に行かせ、多くの自由を奪うためのイベントが欲しかったのだ。同時多発テロで得をしたのは誰か。株の暴落によって、全世界から巨額の富を搾取した謎の存在、そして米政府から150億ドルもの巨額な支援を受けた米航空会社と兵器産業であるり、ブッシュ大統領を支える米国石油コンツェルンである。
ブッシュ政権では父親のときに湾岸戦争、息子のときにアフガン攻撃が始まった。米国は以前からカザフスタンの石油・天然ガス資源を狙って、アフガン進出をもくろんでいた。ブッシュ大統領の後ろ盾である全米の石油企業にとって、同時多発テロは絶好のチャンスとなった。
『世界はここまで騙された』
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