加藤のメモ的日記
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2008年11月01日(土) 都市型集中豪雨

最近、大都市では突然のどしゃ降りに見舞われることがある。これが都市型集中豪雨である。1時間に100ミリを超す雨が突然降り始め数時間のうちに止んでしまう。いつどこで降るか予測がつきにくいところからゲリラ豪雨と呼ばれている。

大都市周辺での豪雨の原因は正確にはわかっていない。しかしいくつかの関係する要因はわかってきた。その一つがヒートアイランド現象である。大都市はコンクリートアスファルト化により熱くなりやすくなっている。また排熱量も多いため大都市の気温は高くなる。こうして強い上昇気流を発生させるので、大雨を降らせる下地ができあがっていく。

東京の場合、海から吹いてくる海風の関係も見逃せない。東京湾、相模湾、鹿島灘の3方からの海風が東京・練馬あたりに収束することで上昇気流の発生に影響を与えているようなのである。ヒートアイランド現象で熱くなったところに風が収束することで、より上昇気流が強まるということである。また高層ビルによる風の通り道の変化が影響しているという研究成果もある。


加藤  |MAIL