加藤のメモ的日記
DiaryINDEX|past|will
去年は食品会社の賞味期限の改ざんなどが多々摘発され、食品会社の食の安全性に疑問と警戒感が日本中に広がった。例えば茨城の加工会社「マルヒ」は出荷先から返品された干し芋を、2〜3年前から賞味期限を書き換えて包装しなおし、再出荷していた。
日本マグドナルドと石屋製菓は、賞味期限切れの食材を使用していた。白い恋人は賞味期限の改ざんをしていた。又、アイスクリームからは大腸菌群を高率に検出したという。不二家では賞味期限切れの牛乳などを使った洋菓子を製造・出荷していた、など等。
しかし世界に目を転じると、世界の人口の60億人のうちおよそ8億人の人々が飢餓状態で、毎年900万人が餓死している。飢餓状態の8億人の95%は発展途上国に暮らしている。世界の7人に1人、発展途上国では5人に1人が飢餓状態にあるということになる。栄養不足の人々が最も多くすんでいるのがアジア・太平洋地域である。中国は21%、インド25%、アジア・太平洋地域は20%で合計66%にもなる。
また世界には、国内総人口の35%以上の人たちが栄養不足の国が27ヶ所あるがそのうち、21ヶ所がアフリカに集中しており、アフリカの国々は総人口に対する栄養不足人口の割合が高くなっている。
日本では去年、生活保護を受けられなかった男性、確か60才ぐらいだったと記憶しているが、その人が布団の中で死んでいたとかがニュースになる。日記にはおにぎりを食べたいと書いてあったという。腹が減ったら働けばいいと思うのだが。
賞味期限云々というが、冬はケーキなどは賞味期限が5〜6日過ぎたものを食べてもなんともない。さっき冷蔵庫で賞味期限が一週間ぐらい過ぎたケーキを発見したので食べたが、まだなんともない。日本のマスコミは神経質すぎる。世界のあちこちでは生きるか死ぬかの紛争が起きているのに、アメリカの傘に守られた平和な日本はのどかである。
|