加藤のメモ的日記
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2008年01月19日(土) 生きること

数日前NHKの番組でアフリカの砂漠の池に生きる魚が紹介された。その池は普段はなくあたり一面砂漠である。年に何度かの大雨が降ったときにできる池である。しばらくすると干上がってしまい、元の砂漠に戻る。しかしその池には魚がいる。魚たちは池が干上がる前に卵を産み死んでいく。卵は乾燥した灼熱の過酷な環境のなか、砂の中に埋もれたまま何ヶ月も時を過ごす。砂漠の温度は昼は60度、夜はマイナス4度になるという。

やがて雨が降ると池で孵化し、泳ぎ、死んでいく。つかの間の生である。生命とは何か、何のために存在するのか。はたして生きたことに意味があったのか。


加藤  |MAIL