++るうの独り言++
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2003年10月15日(水) 天人相関思想

わー、びっくりした。
このごろ地震が多いな (- -)

平成の時代には「台風も地震も不作も、小泉さん、あんたの責任だ。早く辞めなさい」と真顔でいう人は、幸いにもいない。(by 逆説の日本史・改竄)
でも、『天地の気は自らは秩序を乱さないものだ。乱れるのは人が乱すのである』なんて話を知ってたりすると、なにか言いたくなるのはたしか。(わははのは)
近頃「不徳のいたすところでございます」と深々頭を下げる人が多いではないか。
うん。大地がじっとしてないのは、こやつらのせいだ。
火星があんなにも赤く無気味にかがやいてるではないかっ!(大笑)

・・・自分の生活がどう努力してもうまくたちゆかなくなると
とかく他に責任をなすりつけたがるのが人の常。
誰にもどうしようもないことでも(災害とかも)誰かに責任があると決めつけたほうが気が楽なのであろう。

「地震に対してなんの備えもしなかったのは政府の責任だ」等等。
それはまるっきりはずれているわけではないのだが
これがひどいことになると
関東大震災の朝鮮人迫害の悲劇につながるような気がする。
集団八つ当たりとでもいうべきか。
なす術がない人々が何かに責任を取らせたかった。「〜のせいだ」と言う事によって安心(?)したかった。

だが。
責任転嫁するだけで自分の足元を見るのを忘れてると、天の気の乱れを一人で引受ける事になるぞー(笑)

・・・首相の不徳を嘆く前に、本棚のつっぱり棒確認しとこっと。




◆昔の今日の記事
2002年10月15日(火) いわなかったけど・・・


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