ちーちゃんままの日記

2010年06月19日(土) ホタル

子の年齢:6歳5ヶ月

市の広報に、動物園の夜間開園の予告が出てた。
夜の動物園は面白い。

大体動物は昼日中はぐったりしている。早朝と夕方が一番いきいきしている。
そういうワケで行こうと思っていたのだが、その日が近づくにつれ、ホタル鑑賞会であることがわかってきた。

「ホタル鑑賞会なんだって」
「そうだよ。学校で申し込んだでしょ?」
「えっ?」

ちーちゃんによると、学校でホタル鑑賞会の告知があって、お友達はみんな申し込んだんだとか。
そんなのあったっけ?
クラスの他のお母さんに聞いてみたが、やっぱりなかった。

しかし、ちーちゃんは、ホタルに喰いついた。
「当たり前だねか!僕まだホタル見たことないもん!」

どうでもエエやないか、ホタルぐらい。見んでも死なんから。

ということで、夕方になるのを待って動物園に行く。

当日は、Wカップの日本-オランダ戦と丁度重なっていたので、空いている予定だったのだが、駐車場は一杯になっていた。

しまった!出遅れ?

ところが、こういう時のちーちゃんは、大人顔負けの要領なのだ。
ゲートをくぐると、率先して案内板を確認し、ホタル観賞スポットを把握し、足早に歩いていく。

ママが途中でリスザルに寄り道しようとすると、すぐ軌道修正される。

その時点で既に「ホタルのおやど」は「明石の花火大会」のような状態になっていた。

人ごみにウンザリして、出口でほっと一息ついていると、そこにホタルが現れた。全部で4匹ほどのホタルが、明滅を繰り返しながら静かに飛び交っていた。


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