ちーちゃんままの日記

2009年01月29日(木) 冬の朝

子の年齢:5歳0ヶ月

 いつもと同じ平日の朝。
 特に寒いとも思わずに外に出てみると、ツルツルに凍っていた。

 駐車場で、リアウインドウが綺麗に凍っている車を見つけた。
 ボディの霜には何の模様もないのに、ガラス窓には不思議な模様がある。

 「まるでクジャクの羽みたいだねぇ?どうしてガラスが凍るとこんな模様がつくんだろう。」

 もう少し歩くと、水たまりが凍っている。
 水たまりの氷と見たら、割らずにはおられない。まずはママが、
 「えいっ、バンバン」
 「わー。」
 どうやら、水たまりは完全に凍っていたようで、氷は割れずにちーちゃんが転んでいた。
 「わーい、スケートだぁ、スケートしたい」
 「ダメダメ、転んだらお尻がすっごく痛くなるよ。」

 その夜、雲ひとつなく澄み切った夕空に、糸のように細い月が昇った。
 「ねえ、お月さま、見える?」
 「あ、ホントだ。でもなんかヘン。お舟みたい。お口みたい。」 
 そういわれてみれば、いつもはナナメに立っている月が、ほぼ水平になっている。
 
 お口・・・?
 笑っているお口かしら?少し右上がりに、カーブした口はにっこりというより、ニヤリ。
 コバルト色のお空に、オレンジ色の三日月がニヤリと笑っている。
 何かイタズラされそうな、まるでハロウィンのような月夜でした。


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