子の年齢:5歳0ヶ月
ちーちゃんの通う保育園では、年に4回ぐらい保育参観がある。 何でこんなにしょっちゅう、保育参観があるんでしょうね〜。成長期だからかな? 確かに、保育参観に行く度に、同い年のお友達の様子や、設備の使い方など、新しい発見がある。
さて、保育参観で午前半休を取ったので、朝ゆっくりし過ぎて、保育園の朝の会に遅刻しそうになった。
全員着席して、先生が黒板に向って、「今日は1月何日ですか〜、わかる人?」と質問する。 保育園なので、てんでにその場で答えるのかと思ったら、発言ルールが周知されているらしい。 わかった人は手を挙げて、指名された人だけが答える。
ちーちゃんはわからなかったらしく、手を挙げていない。 タテ割り学級なので、3,4歳の子はほとんど答えられないし、5歳の子でも答えられる子と答えられない子がいる。 「ハイ、かなちゃん。」 「じゅうしちにちです。」 「うーん、17日じゃないなー。他にわかる人」 「ここあちゃん」 「にじゅうしちにちです。」 「そうです。今日は27日です。」 すごいなぁ、ここちゃん。 ここちゃんはちーちゃんの仲良しの女の子で、5歳になったばかり。おうちに遊びに行ったとき、ピアノもとっても上手だった。
「では、今日は何曜日ですか?」 また、一斉に手を挙げる。ちーちゃんはこれもわからないみたい。 「かようびです。」 答えたのはなんと、4歳児。すごぉい。
「では、今日は何の日かわかる人!」 これにはちーちゃんも手を挙げた。何と答える気だったのかな? 「発表会の日です。」 と答えたのは別の5歳の男の子。 「うーん、発表会ではないです。他にわかる人」 「・・・はっぴょうかいです。」 「発表会じゃないです。」 さっき違うと言われた答えを、あえて言ってしまうところが幼児なんだなー。 ここで先生は確実に答えを知っていそうな年長の子を氏名する。 「うたをきく日です。」 「うた?惜しい!ピアノとバイオリンの演奏を聴きます。」
手を挙げた子も挙げなかった子も、先生の質問の意味や発言ルールを理解していて素晴らしい。
|