ちーちゃんままの日記

2008年03月05日(水) 子供はそんなに悪くない

 子の年齢:4歳1ヶ月

 同僚が、『女性の品格』がベストセラーとなった坂東眞理子さんの講演会に行ったそうだ。講演のタイトルは『親の品格』。
 品格が問われているような親はそもそも来ないだろうから、そんな内容の講演会は「私は大丈夫だけど、最近ひどい人が多いわよね。」っと再確認する「新しい情報は何もない」講演会でしかない。
 
 さて、かの同僚が、この講演会で心に残ったのは、「近頃子供を甘やかし過ぎだ。我慢する力をつけさせることが大切だ。」ということなんだそうだ。

 あ〜あ。
 こんな話を聞いた姑が息子の嫁に「子供に我慢をさせなさい」と言ったらどうなるか。気を悪くした嫁が意味もなく子供を叱るだろう。

 このテの話を聞くたびに、視野の狭い教育論や人間論を語る人に限って声が大きいな、と思う。
 ファストフードやビデオとかインターネットとかコンビニエンスストアとか、用意したのはどこかの親ではなくて、社会だ。そういうものが本当に問題だと思うのなら、議会に働きかけて、禁止する法案を制定する運動をすべきだ。テレビコマーシャルだけでも禁止するとか、できることはいろいろある筈だ。
 ところが、買うかどうかは親の責任なので、テレビコマーシャルで子供が行きたがっても、我慢の練習をさせましょう、ってそれは矛盾してないか?

 マーケティングが巧妙であればあるほど、子供が欲しがるのは当然だ。プロが仕向けているのだから。
 それを我慢させるには、「我慢の練習」とばかりに「我慢のための我慢」をさせることではなくて、「我慢の必要性」を子供が理解できるレベルにまで落とし込んで、納得するまで時間をかけて説明することじゃないのか?

 子供は「我慢の練習」が必要なほどバカじゃない。
 欲望には限りがないがお金には限りがある。
 今我慢しないことでどんな不利益があるのか、逆に、どういう時は我慢しなくてもよいか、ちゃんと説明すれば分かるのだ。


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ちーちゃんまま